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スペシャル あの一言
2024年05月18日(土)
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【あの一言】
円急騰・160円台から一転
日本経済新聞・清水功哉編集委員
いわゆる覆面介入の形態をとった。マーケット参加者を疑心暗鬼にさせた方が介入の効果を発揮しやすいのが理由のひとつ。もうひとつは水面下で介入というのはドルを売るわけなので米国側のある種の理解が必要になるが、その辺の調整がどうなっているのかということがある。次期大統領有力候補のトランプ氏が「円安は望ましくない」という発言をしたことがあり、その辺りも(日本側が介入に)慎重になった背景にあるのではないか。
2024/04/30 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

第一生命経済研究所・藤代宏一主席エコノミスト
円安が進んだ一番始めのきっかけは、一部で長期国債の6兆円の買い入れ方針の文言が声明文から削除されるのではないかという憶測があったが、買い入れ継続が示され、そこで円売りの安心感が広がったことが大きい。それから日銀総裁の会見で露骨な円安をけん制する発言が出なかったことが円売りをさらに促した。
2024/04/30 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

日本経済新聞・清水功哉編集委員
今回の円安は外形的には日銀の記者会見がきっかけになった印象。もしこの介入があまりうまくいかない場合には、次は日銀の番だという思惑をマーケットに広めかねない面もあり、メインシナリオでは秋に追加利上げだと思うが、そのタイミングが早まるシナリオも考えられる。
2024/04/30 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

第一生命経済研究所・藤代宏一主席エコノミスト
利上げを急ぐと経済に相当なダメージがいく。まだ外貨準備が豊富に残っており、国民生活に金利引き上げのダメージを及ぼさない形で為替を止めるとなると為替介入しか手段はない。今後さらに円安が進むのかどうかは米国・FRB次第になる。年初では6回ぐらい利下げがあると言われていたものが、足元では1回あるかないかというところまで利下げの見通しが後退してきている。そうした中でドルが全面高になり、その流れで円安が進んでいるので(すべては)米国のインフレが収まるかどうかにかかっている。
2024/04/30 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]

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