上野公園と不忍池の桜模様(その198)
3月24日、その日の朝、10時少し前にJR市川駅から秋葉原経由で、上野駅まで行った。...
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3月24日、その日の朝、10時少し前にJR市川駅から秋葉原経由で、上野駅まで行った。
日曜日のその時間にしては、電車の中は満員で息苦しい程であった。
公園口から歩くと、桜並木まで数分であったが、時計塔を見ると10時10分頃であった。
桜はまだ3分咲き程で、それでも既に艶やかに咲き誇っているものもあった。
ダウンジャケットを羽織っていると、それほど寒さも感じずに、歩く流れの中に身を置いて、片手でビデオカメラを支え撮影を続けた。
耳目には、外国人の多さが感じられたが、道路の脇では、もう宴会の準備をしているグループが目に入ってきた。
桜を肴に宴会を催す人々向けに、道路の端は綺麗に整理されていた。
中国人のグループで、数人の女性が派手な服装に着飾って、周りにはビデオカメラを回している集団が目に入ってきたが、ひょっとしたら中国系の報道陣かも知れないと思った。
不忍の池に至る階段を下りて行くと、祭りの出店風の店が連なっていた。
弁天堂を抜けると、貸しボート場があり、まだ借り手の無いボートが沢山浮かんでいた。
不忍の池の中道を歩いてゆくと、時折桜がピンク色に咲き誇っていた。
いろいろな種類の桜が咲いていて、7分咲きだったり、ちらほらであったり、様々であった。
空は快晴で、青く、白い雲が印象的に遥か向こうの空に浮いていた。
すれ違う人たちは、皆楽し気に、草木を愛で、綺麗な色の桜の木の周りでは、人々がスマホをかざして、ざわついていた。
池の中では、カモメが戯れ、時折羽を広げて水面を散歩していた。
春うららの気候の中、ジョギングをする人や、散歩をする人、自転車に乗っている人々などに、浮き浮きした様子を感じた。
その池を半周すると、道路を渡って本郷地区の方へ歩き、その日も家族の見舞いへと病院に向かい、そのまま市川へと帰宅した。
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東大病院の裏手から上野不忍の池へ出る(その197)
3月21日その日の14時ごろ、お茶の水聖橋口から東大病院に見舞いに行った帰り、その裏手の門から外に出ると、そこは不忍の池の入り口であった。...
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3月21日その日の14時ごろ、お茶の水聖橋口から東大病院に見舞いに行った帰り、その裏手の門から外に出ると、そこは不忍の池の入り口であった。
病院棟の窓から外を見ると、スワン型の色とりどりのボートが池の上に浮かんでいる光景が、直ぐそこに見えたので、もしやと思って裏手の道を探ってみたのだった。
広い池には、カモメと思しき鳥が、所狭しと飛んでいた。風が強く、欄干に止まっている鳥も、風に押され空中に飛び立つ者もいた。
春うららの風の強いその日は、多くの人が春の一時を楽しんでいるかのように感じた。その日の午前中には東京の桜の開花が告げられていた。
少し歩くと、鳥の声が一層激しい一角に遭遇した。鳥の声などというレベルではなく騒々しいと言っても良い程であった。
カモメと雀がごっちゃになって、大きな奇声を上げていた。その様子は動画で見ていただく方が分かりやすいと感じ、早速カメラを向けて撮影した。
木の枝に、数えきれないほどの雀が留まって、盛んにさえずっていた。
弁天堂の方に足を向けると、そこには大勢の観光客が狭い道に広がっていた。
やはり外国人が多いように感じた。
上野の山を上り、西郷像の脇を通って、JR上野駅に向かい、その日の小さな旅を終えた。
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本郷の東大病院からお茶の水駅界隈まで(その196)
3月17日、その日の午前9時半頃、JR市川駅から総武緩行線に乗り、お茶の水駅まで行った。...
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3月17日、その日の午前9時半頃、JR市川駅から総武緩行線に乗り、お茶の水駅まで行った。
それほど寒くはなかったが、薄曇りのはっきりしない天候だった。
お茶の水駅の聖橋口に出ると、東大病院行の都バスに乗った。
家族が入院して、その見舞いに行くところだった。
1時間ほどして見舞いが終わると、病院の入り口辺りから、4Kカメラを右手で支え、東大の本部棟などを通りすがりに撮影し、竜岡門を出た。
すぐ隣に、文京体育館があり、それを抜けると、元富士署の横を通り、順天堂大学へと向かった。
順天堂病院の向かい側には、東京医科歯科大学がそびえ、その辺りは白い巨塔が屹立していた。
お茶の水の橋から、中央総武線を臨むと、神田川と並び堀割型の地形に朱色や黄色の電車が、時折走っているのが見えた。
お茶の水口側から聖橋口方面に歩き、更にソラシティに向かうと、ニコライ堂から12時の時間を告げるチャイムが流れていた。
坂を下りてゆくと、日大理工学部の新しいビル校舎にぶち当たり、その隣に中央大学記念ホールが連なっていた。
その辺りには、日大歯学部の新たな校舎がこの秋に開校するとの看板が立っていた。
更に、歩くと日大病院や予備校の駿台などが立ち並び、大学や病院の一大集積地であった。
聖口界隈を一周した後、その改札口から、駅中に入り、そのまま市川駅まで総武線に揺られて帰宅した。
電車の中は、日曜らしく、リラックスした乗客が多かった。
市川駅に着くと午前12時を少し回っていた。
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