冬の情景を求めて、荒川、千本桜、大島・小松川公園、仙台堀川公園、葛西橋、中川、新川、旧江戸川、江戸川を巡る(その77)
12月18日、その日は朝9時過ぎに、市川橋で江戸川を渡り、蔵前橋通りを平井大橋まで走り、荒川の河原に出た。...
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12月18日、その日は朝9時過ぎに、市川橋で江戸川を渡り、蔵前橋通りを平井大橋まで走り、荒川の河原に出た。
その日は、年の瀬にしては暖かく、青空が基調となっていたが、雲も広がって、太陽が出たり隠れたりする空模様であった。
1か月前には、枯葉で迎えてくれた、千本桜や大島小松川公園辺りの並木道も、その日は葉っぱがほとんど落ちてしまって、冬の装いになっていた。
それでも、季節を感じさせる木々の間を大勢の人や自転車が行きかっていた。
「旧小松川閘門」や「芝生の丘」辺りでは、冬らしい雲と枯れ枝のアンサンブルが迎えてくれた。
その情景は、晩秋からすっかり冬に入ったのだという認識を与えてくれた。
細長い「仙台堀川公園」でも、同じ気配が感じられたが、そういった情景を楽しんでいるのか、変わらぬ人通りの賑やかさであった。
その日は、そこから葛西橋を使い荒川を渡り、新川に辿り着いた。
新川では、カルガモが何羽も川に浮かび、その内の2羽が、スマホカメラに吸い寄せられるように近づいてきた。
旧江戸川に入り、ひたすら走ると、江戸川スポーツランド辺りで、「ローラーホッケー」を楽しむ光景を目にした。まるで、氷の上を走っているようなスピード感覚で、球を奪い合っていた。
江戸川と新江戸川の分岐点辺りでは、止まり木で羽を休めている鳥の姿が見えた。
江戸川の舗装されている土手上を走っていると、前方にローラースケーターが滑るように走っている姿があった。
市川橋を渡っていると、もう冬だというのに、川面では水上スキーを楽しんでる情景に出会った。
スマホで撮ると、橋が写り込んで、幻想的な雰囲気に撮れた。
帰宅すると正午になっていた。汗もかかず、寒さに悩まされるほどでもなく、良い運動と心の保養になった。
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(その77)MAP
<最新コース>MAP内のマーカー
をクリックすると、映像が見られます。
<3D 360°Video/3次元360度映像(KeyMission360で撮影)>(画像をクリックするとYouTubeに移動します)
大島小松川公園 芝生の丘 の坂道
<最近のまとめ>
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12月11日、その日は朝から快晴で、いろんな箇所から富士山が顔を見せていた。...
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12月11日、その日は朝から快晴で、いろんな箇所から富士山が顔を見せていた。
9時少し過ぎに江戸川に出ると、すぐに南下して、行徳橋に向かった。
その日は、珍しく土手の上から富士山とスカイツリーがツーショットで綺麗に見えた。
行徳橋から、旧江戸川を走り、新川から中川、そして荒川に辿り着き、整理された荒川の土手を河口橋に向かって走った。
やや分かりづらい橋の入り口から、かなり勾配がきつい河口橋を上り、そして下った。
下ると、すぐにだだっ広い357号線を横切り、若洲公園に向かった。
若洲大橋辺りからは、もう既に冬だと言うのに、セーリング中のヨットが何隻も水の上を滑っていた様子が見えた。
ゲートブリッジに辿り着くと、エレベーターを8階まで登り、橋の歩道を歩いた。
空は、真っ青に晴れ渡り、一面海に囲まれたその景色は例えようのないほどであった。
歩き始めた頃は、そこから富士山が眺望できたが、10分もすると、雲で囲われてしまった。一瞬の出来事であった。
遥か彼方には、アクアブリッジも視界に入り、若洲公園周辺のセーリングヨットの姿も青い海に白い帆が優雅に映っていた。
そこからは、都心に林立する超高層のビル群が、綺麗なシルエットとなって見えた。ずっと立ち続けるには、寒気を含む強い風が手に当たり、厳しすぎた。
橋を降りて、帰路に着いたが、その日は海沿いの道を使うことにした。とは言っても初めての道だったので、その道がどこへ抜けるか、はたまたどこと繋がっているかは、見当がついている訳ではなかった。ただその道の景色が綺麗であったので、誘われてしまった。
右手に貨物船が浮かぶ海、左手はゴルフコースと思われる広いグリーンが続き、やがて岐路に差し掛かり、海沿いを選んで進んだ。
すると、若洲公園の地球儀のような大きなオブジェが見えてきて、ヨットのハーバーに到着した。
若洲大橋を渡ると、橋の下に道が見えたので、そこを走ってみようと思った。
行き止まりかも知れないと思ったが、とにかくその道に降りた。最初は海っぷちの道が頼りなく続いたが、階段が見えたので、自転車を抱えて上ってみると、ずっと先まで整備された道が続いていた。海と林に囲まれたその走路は、結局夢の島まで、続いていた。357号線に直結していたのだった。
サイクリングをしていると、新たな道や景色に巡り合うが、途中で行き止まりにならない新たな道を見つけるのは、稀なのだが、その日は大成功した。
しかも景色が良く、信号はないし、道も整備されていた。大収穫であった。その日はそのまま気分が高揚しながら、往路と同じ道を通って帰宅した。午後2時頃になっていた。
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