【隅田川シーズンズ】
万華鏡の中の金魚の美しさ(その460)
7月10日、その日の夕方、銀座4丁目の三越に足を向けた。...
全部読む
7月10日、その日の夕方、銀座4丁目の三越に足を向けた。
隣の新館の中で、その催しは行われていた。
暗くした室内に色とりどりの光りを集め、そこに自然の藪や金魚鉢を並べ、光による幽玄の世界を演出していた。
ただただ、その光による美しさを堪能し、暫く夏の暑さからも逃れることができた。
閉じる
柳橋を渡る(その459)
7月3日、その日は朝から、曇天で、はっきりしない空模様であった。
夕方、緑色に塗られた鋼鉄製の柳橋から隅田川と神田川を眺めると、神田川には屋形船の係留した姿が長く続いた。
橋のふもとにある船宿「小松屋」から始まって、どこまでも川と船が続いて見えた。
此処だけは、未だに昭和の匂いが漂う。
この暑さは何だろう(その458)
6月26日、その日自宅から歩いて浅草橋東口の駅まで行った。
「暑い」午前11時頃というのに、気温は30度を超えていた。
いや尋常ではない気温であった。
麦わら帽子をかぶっていたが、日陰を見つけて、その影の下を歩いた。
JR浅草橋駅の構造が、Tの字型になっていて、それが思いがけなく、日傘の代わりをしてくれていた。
西口まで、ずっと日影部分が続く。そこのところを選んで道を進んだ。
「隅田川シーズンズ」内の検索