11月28日、その日の朝8時半ごろ、市川駅から総武緩行線に乗車し、西船橋駅で武蔵野線に乗り換え、新松戸駅で更に常磐線に乗り換え、次の北小金駅で下車した。山門まで参道を10分ほど歩くと、紅葉したモミジが待つ「本土寺」に着いた。
早速、境内に入り、紅葉の状態をみると、中には枯れたモミジもあったが、真っ赤に染まった絶景のモミジも目に入ってきた。
9時半頃の境内には、どこに行っても人の影があった。
前夜が寒い夜だったので、タンスから取り出したばかりのダウンコートを、着ていたので、それほどの寒さは感じなかった。空は真っ青に晴れ渡っていた。
紅葉盛りのモミジの向こうに、五重の塔の姿が浮かぶと、ファインダーの中に晩秋の物語が浮かんできた。
暫く、晩秋の雰囲気に浸り、その季節を楽しんだ。
帰りがけに、山門近くのモミジを撮影し、次の目的地「市川大町公園」へと急いだ。
常磐線に乗り、次の駅の「新松戸」でまた武蔵野線に乗り換え、「市川大野」駅で下車し、バスと徒歩で「大町動植物園」に向かった。入り口に入にると、紅葉したモミジが出迎えてくれた。
紅葉谷を散策すると、堀の両側に、いま紅葉盛りのモミジが綺麗に色づいていた。
散策をしながら時計を見ると12時半頃になっていたので、北総線の「大町」駅へと急いだ。
その駅から、今度は東松戸駅に出て、武蔵野線に乗り換え、西船橋駅で、更に総武線に乗り換え、市川駅まで戻ってきた。乗り換えがなんと頻繁な事かと少々うんざりしていた。
時計を見ると、午後1時を少し回っていた。頭の中では「もみじ」が真っ赤に燃えていた様子がまざまざと蘇っていた。
<本土寺総集編>
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11月27日、その日の午後5時半ごろ、東京駅丸の内側の夜の姿を撮影してみた。
きらびやかな夜景の中に、なぜか白いウエディングドレスを身にまとった「新婦」の姿が何人も目についた。
そこを時折、冷たい北風が「ピユー」と襲っていった。光り輝く無数の光源がより冷たい光を放っていた。
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