もみじ谷から覗く東京タワー(その330)
12月20日、その日朝8時3分発の総武快速線で市川駅を出発し、新橋駅で下車し、山手線に乗り換え、隣の浜松町駅で下車した。...
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12月20日、その日朝8時3分発の総武快速線で市川駅を出発し、新橋駅で下車し、山手線に乗り換え、隣の浜松町駅で下車した。そこから増上寺を通り抜けると、芝公園もみじ谷の紅い紅葉の群が見えてきた。
温度は上がらず、キルディングのコートを着ていても、外に出ている両手には寒さを感じた。
その紅い谷に入ってみると、紅葉の葉が今まで見たことのないような「真っ赤」な色をしていた。何が違うのかはわからなかったが、見事な色に染まっていた。
三脚を広げて、ビデオのファインダーを覗くと、その紅いモミジの間から東京タワーの鉄塔が見えた。
「真っ赤な紅葉と赤い東京タワー」が一つの景色になっていた。
その公園には、水の流れがなかったが、橋があり水路があった。結構高低差があり、細い道を登ると10メートル位の崖の上に到達できた。
狭そうでいて、結構奥行きのある公園の坂を上ってゆくと、すぐ隣に観光バスが見えるほど、東京タワーに隣接していた。
古い祠があり、かっては神事を執り行っていた場所かも知れないと思った。
もう一度、入り口の公園に戻り、もみじの間からタワーを見上げると、青い空が見えた。
その日は、その公園から、増上寺の通用門を通って、都心にあるその寺の大きさを感じ、JR浜松町駅から同じ経路で市川駅まで戻った。駅で時計を見るとまだ10時半ごろだった。
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成田山追記・海老蔵が寄贈した「からくり人形」(その329)
12月13日、その日の午前11時ごろ、JR成田駅の前の広場に人が集まっていた。
「からくり人形」が動いていた。
町の人に聞いてみると、市川海老蔵が寄付したもののようだった。
結構高価であるらしく聞いた。
成田山新勝寺と海老蔵の関係は、毎年「節分」の主役になるなど深い関係があるようだ。
海老蔵は、新橋演舞場で1月公演「初春海老蔵歌舞伎」に出演予定だ。
赤く昇り出す太陽と深く冠雪した富士山(その328)
12月16日、その日の朝、6時半ごろ、日の出と思われる赤い太陽の光が窓ガラスを射って入ってきた。...
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12月16日、その日の朝、6時半ごろ、日の出と思われる赤い太陽の光が窓ガラスを射って入ってきた。
太陽が地平線から昇り始めた。
西の空を臨むと、しばらくぶりに富士山が眺望できた。
雲の悪戯によるものか、昨夜以来の寒気によるものなのか、白く深く冠雪しているように見えた。
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