上野の山に桜が咲くのはいつ頃か(その206)
3月16日その日の午後2時ごろ、私はJR上野駅の公園口前の信号を渡っていた。
結構な人の波が、続いていた。
東京文化会館から西洋博物館の前を通り、国立博物館の正面に出る通りまでやってきて、交差する辺りに三脚を置き、上野公園を一望した。
上野公園は、早咲き桜の花が落ちたところで、1週間もしないで、ソメイヨシノの花が開花するのを待っているような気配だった。
3331アートフェアー(その205)
3月10日、その日の午後5時頃、外神田の「アーツ千代田」に「3331ART FAIR」を見に行った。...
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3月10日、その日の午後5時頃、外神田の「アーツ千代田」に「3331ART FAIR」を見に行った。
秋葉原駅を降りると、中央通りが歩行者天国になっていて、広い通りに大勢の人々が溢れかえっていた。
丁度、5時になるとホコ天が終わり、警察官の交通整理が佳境に入った。
会場に入ると、黄色い部屋灯が数十個ほど、天井から吊るしてある異様な光景が目に入ってきた。
奥に入ると、オブジェや絵画が所狭しと並んでいた。
時代所為か、ディスプレイにそうした作品を表示している展示もあった。
中には、チェスの盤面に将棋の駒を置いた、ウイット溢れる作品も見かけた。
作品に見とれ、隣に置いてあるパンフレットを手に取っていると、隣に制作者が立っていた。
お互いに会釈をして、その場を立ったが、作者との距離がえらく近くに感じた。
学校の廃屋を活用した構造物に、新しいARTの世界を作り上げた試みに舌を巻きつつ、その新たな世界を暫らく楽しんだ。
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市川駅で消防隊のブラスバンド(その204)
3月3日、その日朝、JR市川駅の改札口に向かうと、何やら金管楽器の音色が聞こえてきた。
「何の音だろう」と思って、エスカレータで上って、音を辿っていくと、白い制服を着て金管楽器を吹く集団に出会った。
「ほう」と思い、カメラを向けると、指揮者が盛んに楽団と予行練習を行っていた。
本番は、午前10時だと知らせれたが、予定があったので、残念ながらその場を離れた。
春の隅田川(その203)
3月2日、その日柳橋辺りから隅田川の遊歩道に出た。
3月の声を聞いたと言っても、まだ肌寒い午後であった。
青空の中、東京スカイツリーが悠然とそびえ、隅田川の川面には、さざ波が立っていた。
目を凝らしてよく見ると、下流の神田川に分岐する辺りには、船の姿がしっ切りなしに浮かんでいた。
まだ、春の隅田川とはいかないが、もう少しすると、「うらら」になるのだと感じた。
真新しい「整列位置」のペイント(その202)
2月26日、その日の中央総武線の鉄道運行状況は、前日の朝とは、打って変わって定刻通りのものだった。...
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2月26日、その日の中央総武線の鉄道運行状況は、前日の朝とは、打って変わって定刻通りのものだった。
さらに驚いたのは、ホームには緑と黄色の真新しい「整列位置」の表記であった。
多分、夜中にペイントされたものだと思うが、その鮮やかな色彩が目に入ってきた。
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