【風の流れ】
※2022年2月、更新を終了しています
G7・“香港で共同声明”日仏外相が方針確認(6月11日)
中国が香港への統制を強めていることについて茂木外務大臣とフランスのルドリアン外相が電話で会談し、近くG7主要7か国の外相で一国二制度の維持などを中国に求める共同声明を出す方針を確認したことが分かった。
電話会談で茂木外務大臣とルドリアン外相は中国が香港で反政府的な動きを取り締まる国家安全法制を導入することについて深い懸念を共有し、G7をはじめとする様々な枠組みで緊密に連携していくことで一致した。...
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米ロ・“新START”今月下旬協議へ・中国は参加拒否(6月10日)
来年2月に期限を迎える米国とロシアの核軍縮条約新START長をめぐる協議が今月下旬に行われることになった。
ただ米国が中国も協議の参加するよう求めたのに対し中国や拒否し条約の延長に向けた協議は難航が予想される。 トランプ政権で軍縮問題を担当するビリングスリー特使がツイッターで中国への参加を求めたことを明らかにし、ロシアのりゃぷこふ外務次官は今月22日にオーストリアのウィーンで協議を行う見通しを示した。...
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世銀予測・“世界の経済成長率-5.2%まで落ち込む”(6月9日)
世界経済の落ち込みは第二次世界大戦以降で最悪になる。
世界銀行は8日、今年の世界全体の経済成長率が新型コロナウイルスの影響でマイナス5.2%まで落ち込むとする見通しを発表した。 2か月前にIMF(国際通貨基金)が発表したマイナス3%の予測よりも悪化を見込んだ形となった。 内訳は米国と日本がともにマイナス6.1%。中国はプラス1%だが、44年ぶりの低い水準になるとしている。 さらに新興国と発展途上国全体ではマイナス2.5%と統計が残る1961年以降で初めてのマイナス成長になり、数百万人が極度の貧困に陥ると指摘している。...
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世界のコロナ死者40万人超・南米諸国で急増(6月8日)
米国・ジョンズホプキンズ大学によると、新型コロナウイルスで亡くなった人の数が7日、世界全体で40万人を超えた。
過去5カ月での死者の数は3大感染症の1つ、マラリアに罹り亡くなる1年間の人の数と並ぶ規模となった。 国別で最も多いのが米国で、英国、ブラジルと続く。 ヨーロッパで減少傾向にある一方で南米諸国では急増し、深刻化している。
リビア・内戦状態・エジプト大統領・停戦を提案(6月7日)
国が分裂して内戦状態が続く北アフリカ・リビアをめぐり、隣国・エジプトのシシ大統領は8日からの停戦を提案した。
エジプトを支持する軍事組織・ハフタルは提案を受け入れる一方、対立関係にある暫定政府が応じるかは不透明となっていて、事態の打開につながるかは見通せない状態となっている。 リビアは独裁政権の崩壊後、国が東西に分裂し、エジプトやロシアが支持する軍事組織と国連が承認しトルコが支援する暫定政府との間で激しい戦闘を続けている。...
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