【風の流れ】
※2022年2月、更新を終了しています
温室効果ガス排出“2060年までに実質ゼロ”(10月24日)
世界有数の産油国、サウジアラビアは2060年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロとする気候変動対策の目標を発表した。
サウジアラビアの首都リヤドで開かれた気候変動対策を話し合う国際会議の中で、経済政策を主導するムハンマド皇太子は新たな目標を発表した。 具体的には新事業への投資や再生可能エネルギーの導入などを通じて目標を達成するとしている。また、二酸化炭素の20倍以上の温室効果があるとされるメタンについて、世界的な排出量を2030年までに少なくとも30%削減するとした米国などの取り組みに参加する方針を示した。...
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米国財政赤字・昨年度約315兆円・過去2番目(10月23日)
米国財務省の22日の発表によると先月までの1年間の会計年度の財政赤字は2兆7721億ドル、日本円でおよそ315兆円だった。
赤字の規模は新型コロナ対応で過去最悪になった前の年度に次ぐ過去2番目の大きさとなった。 バイデン政権がことし3月に追加の経済対策として現金給付や失業保険の積み増しを含む200兆円規模の財政支出を決めたことが主な要因である。 バイデン政権はさらにインフラ整備や子育て支援などの分野にも大規模な国費を投入する計画を打ち出しているが、政府の借金にあたる公的債務の残高はすでに3000兆円を超えていて財政悪化への対応も課題となる。 小笠原諸島付近の海域で・中国とロシアの軍艦・ヘリ発艦(10月22日)
今月18日、中国軍とロシア軍の艦艇計10隻が津軽海峡を初めて同時に通過し、日本海から太平洋に出た。
津軽海峡は国際海峡のため、軍艦を含め外国船舶の航行が国際的に認められている。防衛省によると10隻は太平洋を南下し、千葉県・犬吠埼の沖合を通ったあと小笠原諸島の須美寿島と鳥島の間を通過した。 きのう午前、須美寿島の南西約50~100キロの海域で、それぞれのフリゲート艦からヘリコプター1機ずつが発艦されたのを、海上自衛隊が確認したということである。...
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米国駐日大使候補・エマニュエル“中国に対抗・日米同盟強化”(10月21日)
米国・バイデン大統領から駐日大使に指名されているエマニュエルが議会の公聴会で証言し、バイデン政権が最大の競合国と位置づける中国に対抗していくため、日米同盟の強化に力を入れる考えを示した。
ラーム・エマニュエルは「中国は分断による征服を目指しているが、米国の戦略は結束による安全保障だ。この地域の結束は日米同盟のうえに築かれている」と述べ、バイデン政権が最大の競合国と位置づける中国に対抗していくため、日米同盟が重要だと強調した。...
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日米韓・北朝鮮対応で連携確認(10月20日)
北朝鮮問題を担当する日米韓の3か国の高官による協議がワシントンで開かれ、きのう北朝鮮が発射した弾道ミサイルについて意見を交わすとともに、朝鮮半島の緊張緩和や非核化に向けた連携を確認した。
外務省・船越アジア大洋州局長、米国国務省で北朝鮮問題を担当するソンキム特別代表、韓国外務省・ノギュドク朝鮮半島平和交渉本部長が出席した。 岸田政権の発足後この枠組みでの対面協議は初めてとなる。 外務省関係者によると、日本が国連の安保理決議違反だと強く非難し、米韓両国も懸念を示した。...
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