【風の流れ】
※2022年2月、更新を終了しています
米国・トランプ大統領・経済報告“自由貿易協定・締結を”(3月20日)
米国・トランプ大統領は議会に提出する大統領経済報告で、日本、EU、英国に対し、貿易障壁を撤廃させることが国益にかなうとし、物品に限らず幅広い分野を対象として自由貿易協定の締結を目指す姿勢を強調した。
日本との貿易についてはTPPによって日本に輸出する際、関税が低い豪州などと比べ、米国の農家が不利になっていると指摘した。 このため、日本と自由貿易協定を締結すれば他国との競争条件が公平になる可能性があると主張している。 米国家情報長官・韓国を訪問(3月20日)
米国・情報機関を統括するコーツ国家情報長官が韓国・ソウルを訪問し、韓国の情報機関のトップ、韓国・国家情報院ソフン院長と会談するほか、大統領府も訪れることが分かった。
先月の米朝首脳会談後、米国の交渉中断を辞さない姿勢を示すなかで、北朝鮮の核やミサイルの関連施設での動きなどについて、情報を共有するねらいがあるものとみらる。 これまで韓国政府は北朝鮮の非核化に向けた意思は固いという見方を示してきたが、コーツ国家情報長官は非核化に懐疑的な姿勢を示していて、会談の行方が注目される。 フランス政府・過激なグループ参加のデモ禁止へ(3月19日)
フランスではマクロン政権への抗議デモが続いているが、16日、パリ・シャンゼリゼ通りのブランド店やカフェなどが襲われ90軒余で大きな被害が出た。
これを受けフランス・フィリップ首相は記者会見し、デモに破壊行為を狙う勢力が紛れ込んでいるという見解を示した。 シャンゼリゼ通りなど被害を受けた地域に過激なグループの参加が予想される場合、デモそのものを禁止し違法なデモに参加の場合の罰金は現在の4倍近くの1万7千円相当に引き上げるなどとして新たな対策を発表した。...
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ニュージーランド乱射事件・多様性社会に衝撃(3月18日)
今月15日、ニュージーランド南部のクライストチャーチにある2か所のモスクなどが襲撃された事件では50人が死亡し、オーストラリア出身の容疑者が殺人容疑で訴追された。
犠牲者の中には外国の出身者が多く含まれパキスタンやエジプトそれにヨルダンなどアジアや中東の少なくとも8か国の28人に上っている。 ニュージーランドは去年1年間に外国からおよそ4万8300人の移民を受け入れるなど国の政策として文化や宗教の多様性を尊重し合う社会を形成してきた。...
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米国民主党・バイデン前副大統領・大統領選立候補に意欲示す(3月17日)
来年の米国大統領選挙に向けた動向が注目されている米国民主党・ジョーバイデン前副大統領は、地元の東部デラウェア州で党の関係者などが参加する集会に出席した。
バイデン前副大統領は、トランプ大統領について「自分の利益のために国の分断をあおり、同盟国に背を向け世界の独裁者を擁護している」と厳しく非難。そのうえで来年の大統領選挙への立候補に意欲を示した。 バイデン前副大統領は「私たちは“恐怖より希望”“分断より結束”“うそより真実”を選ぶ。...
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