【風の流れ】
※2022年2月、更新を終了しています
「徴用」裁判・資産差し押さえ認める決定・日本政府・具体的措置の検討も(1月9日)
去年10月、新日鉄住金に賠償を命じる判決が確定した太平洋戦争中の徴用を巡る裁判についてだが、原告側はきのう、韓国のテグ地方裁判所ポハン支部が、今月3日に原告側が求めていた新日鉄住金の韓国にある資産の差し押さえを認める決定を出したことを明らかにした。
新日鉄住金側は今回の決定が通達され次第、株式の売却などができなくなる。 原告側は差し押さえが認められたのは新日鉄住金と韓国最大の鉄鋼メーカー「ポスコ」との合弁会社の株式のうち8万1000株余りだと説明していて、新日鉄住金が賠償に関する協議に応じなければ株式の売却に向けた手続きに入るしかないとしている。...
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北朝鮮・金委員長訪中(1月8日)
北朝鮮と国境を接する中国東北部の遼寧省丹東市の駅や橋で厳しい警備が敷かれ、北朝鮮の要人による中国訪問とみられる。
非核化をめぐる米朝協議が難航する中、中国との関係を強化する金正恩朝鮮労働党委員長による訪中の可能性もある。 韓国・連合ニュースは「北朝鮮の要人が乗ったとみられる列車が中朝国境を通過した」と伝えている。 1月8日は金委員長の誕生日である。 元日の演説で金委員長は、非核化に向けた姿勢をアピールする一方、制裁を続ける米国をけん制した。 トランプ大統領・壁建設へ“非常事態宣言も”(1月7日)
米国でメキシコとの国境沿いの壁の建設費をめぐり与野党が対立し問題で政府機関の一部が閉鎖されている問題でトランプ大統領が新たな発言をした。
野党・民主党との協議がまとまらなければ非常事態宣言し議会に図らずに壁建設を行う考えもあるとした。 中国海警局・日本領海に侵入(1月6日)
中国の沿岸警備隊に当たる海警局はきのう午前中国版ツイッターのウェイボーで「中国海警局の船団が我々の釣魚島の領海内を航行した」と発表した。
中国は尖閣諸島の領有権を主張しているため「我々の」と強調している。日本の海上保安庁は「侵入したのは4隻で約1時間半後に領海の外に出た」としているが中国側は詳細を明らかにしていない。 中国の海警局による領海の侵入は去年11月11日以来で、先月は2011年9月に日本が尖閣諸島を国有化して以降初めて1か月間侵入がなかった。 米国FRB議長・景気配慮の姿勢・ダウ平均株価が大幅値上がり(1月5日)
米国・アトランタで行われたイベントに出席した米国FRB(連邦準備制度理事会)・パウエル議長は景気の拡大が続いているという認識を示した上でことしの金融政策について「経済の状況に応じて忍耐強く対応する。」と述べ、ことし予定している利上げをいったん休止することも含め、景気に配慮した政策運営を行う姿勢を強調した。
会場には歴代のFRBトップ(イエレン前議長、バーナンキ元議長)も顔を揃え、景気の現状を評価する発言をした。...
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