【風の流れ】
※2022年2月、更新を終了しています
“協議決裂なら関税引き上げへ”NYダウ・一時800ドル超・下落(12月5日)
トランプ大統領は、中国との貿易協議について「おそらく合意するだろう」「私は関税の男だ」とツイッターに投稿した。
交渉決裂の場合は制裁関税引き上げの方針を改めて示し中国をけん制した。 これを受けて4日のNY株式市場は米中交渉の進展に懐疑的な見方が広がり急落した。 「キャタピラー」などの中国事業の比率が高い銘柄が大幅に売られる。ダウ平均株価は前日比で一時800ドル以上下落した。 フランス・燃料税引き上げ延期・事態沈静化につながるか(12月5日)
フランスでは、ガソリンや軽油にかかる燃料税の引き上げに抗議するデモが相次ぎ、作業用の黄色いベストをシンボルに各地で道路を通行止めにしたり、ガソリンスタンドを占拠して、パリでは1日、一部が暴徒化し、130人以上がけがをしたほか、観光名所の凱旋門も傷つけられるなど深刻な被害が出ている。
こうした事態を受けてマクロン政権は、4日、日本時間の昨夜、これまでの方針を転換し、来年1月1日に予定していた燃料税の引き上げを6か月間は見合わせると発表した。...
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“チケット不正転売”法案・衆院通過(12月4日)
スポーツなどのチケットの不正な転売を禁止する法案の採決がきょうの衆議院本会議で行われ、全会一致で可決されて参議院に送られた。法案は東京オリンピックパラリンピックのチケットが来年春から販売されることなどから今の国会に提出された。
法案では、ほとんどの都道府県の条例で禁止されている会場周辺などでチケットを転売する、いわゆるダフ屋行為に加え、インターネット上での不正な転売が対象となっている。 具体的にはスポーツやコンサート、演劇などのチケットを主催者の同意がないまま販売価格よりも高い値段で転売したり、転売目的で譲り受けたりすることを禁止した。...
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香港・村代表選・民主派の立候補認めず(12月4日)
香港の選挙管理当局は来年1月に行われる村の代表選挙に民主派の立法会議員が立候補することを認めなかった。
この議員の香港の中国からの独立は支持しないが、他の人が独立を主張すること自体は認められた権利だという主張を、当局が香港は中国の一部だと定めた基本法に触れると判断したためだ。 村という小さな行政単位の選挙で政治的な立場を理由に立候補が認められなかったのは香港ではじめてである。 COP24パリ協定・ルールづくり難航も(12月3日)
地球温暖化対策を話し合う国連の会議「COP24」が開幕した。
2020年以降の温暖化対策の枠組み「パリ協定」に実効性を持たせるためのルールを作ることができるかが最大の焦点である。 米国・トランプ大統領のパリ協定脱会、さらに南米最大の排出国・ブラジルも温暖化対策に後ろ向きな新政権の誕生でルール採択に受けた機運がそがれているとの指摘がある。 ツバルの代表は、脱退を表明した米国・トランプ政権の影響などでルール採択に向けた機運がそがれていると指摘するなど途上国を中心に交渉の難航を予想する声が上がっている。...
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