【風の流れ】
※2022年2月、更新を終了しています
毒薬条項・悪魔は細部に宿る(10月18日)
米国がメキシコやカナダなどと合意した新たな自由貿易協定に、中国との自由貿易を厳しく制限する条項が盛り込まれ、今後の日米交渉にも影響が出かねないと注目されている。
「非市場経済国と自由貿易協定を発効させれば、この協定を打ち切ることができるという。この非市場経済国が中国。中国は反発している、日米協定でも同じような条項が盛り込まれる可能性がある。日中韓FTA、RCEPにも影響が出かねない。」との観測もある。 沖縄・尖閣諸島沖・中国海警局の船4隻・一時領海侵入(10月17日)
第11管区海上保安本部によると、きょう沖縄県の尖閣諸島の魚釣島の沖合で中国海警局の船4隻が午前10時すぎからおよそ1時間半にわたって日本の領海に侵入した。
政府は首相官邸の情報連絡室を官邸対策室に切り替え、情報収集と警戒監視にあたった。 外務省・金杉アジア大洋州局長は東京の中国大使館の郭燕公使に「尖閣諸島は日本固有の領土で、ただちに退去するよう求める」と電話で抗議し、北京の大使館ルートを通じても同様の抗議を行った。...
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ジャーナリスト殺害疑惑・トルコ再捜査を急きょ中止(10月17日)
サウジアラビア政府を批判してきたジャーナリスト・ジャマルカショギがトルコでサウジアラビア総領事館を訪れたあと行方が分からなくなり、館内で殺害されたのではないかという疑惑が出ている。
トルコの捜査当局はサウジアラビア側と合同で総領事館の内部を捜査し、トルコ側は再び総領事館内の捜査を行う予定だったが、急きょ中止された。 一方、米国・トランプ大統領はツイッターでサウジアラビア・ムハンマド皇太子と電話で会談したことを明らかにし“彼は総領事館で何があったかまったく知らなかった”として関与を否定したと強調した。 南北つなぐ鉄道・道路・11~12月に着工式・合意(10月16日)
韓国と北朝鮮はきのう、閣僚級会談を開き、終了後に共同報道文を発表。南北をつなぐ鉄道と道路の整備や補修に向けた着工式を来月末から再来月上旬に行い、関連する追加の現地調査を今月下旬以降、共同で実施することで合意した。
南北はことし8月に一部の区間で実際に列車を走らせての共同調査を計画したが、非武装地帯を管理する国連軍が許可しなかった経緯があり、事業の実施に向けて国連軍の中心である米国側と今後、調整を進めるものと見られている。 トランプ大統領・マティス国防長官の辞任否定せず(10月15日)
米国・トランプ大統領は、関係悪化が伝えられているマティス国防長官について、テレビのインタビューの中で不仲説を否定した。
一方「野党・民主党員のようなところもある」と発言し、国防長官が辞任する可能性も排除しなかった。 トランプ政権の閣僚や高官の人事をめぐっては、先にヘイリー国連大使が年内の辞任を発表したほか、トランプ大統領が来月の中間選挙後にも人事刷新に乗り出すとの見方も出ている。 「風の流れ」内の検索 |