【風の流れ】
※2022年2月、更新を終了しています
産油国会合・増産に努める方針に確認・原油価格の上昇抑えられるか不透明(9月24日)
イラン産の原油に対する米国の経済制裁で、原油の供給が不足するという懸念を取り除こうとOPEC・石油輸出国機構の主要な産油国と非加盟国のロシアなどが参加する会合が、増産に努める方針を確認した。
国際的な原油価格は高止まりしていて、日本のガソリン価格が3年9か月ぶりの高値となっている。 会合の議長・サウジアラビア・ファリハエネルギー産業鉱物資源相は「生産余力があるのはわが国だけではない」と述べ、イランの減少分を各国が補うことで、供給不足の懸念は取り除けるとの考えを示した。...
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中国とバチカン・教会で初の暫定合意(9月23日)
中国外務省とローマ・カトリック教会の中心地バチカンは昨日、「北京で会談した結果、双方はカトリック教会の司教の任命方法について暫定的な合意文書に署名した」とそれぞれ発表した。
中国には1千数百万人のカトリック教徒がいると見られるが、カトリック教ではローマ法王が教会の司教を任命するのに対し、中国政府はこれまで内政干渉だとして拒否してきたため、政府に公認されない、いわゆる地下教会の信者も増えていた。...
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経団連・就活禁止“廃止”・日本型慣行変わるか(9月22日)
今月、「経団連が採用日程に関して采配すること自体に違和感がある」と述べていた経団連・中西会長は大学生の採用面接の開始時期などの指針を廃止する考えを示していた。
経団連は来月9日に開く会議で2021年春の入社から指針を策定しないことを正式に決める方針である。 政府は来月協議会を立ち上げ新たなルールについて議論を始める方針だ。 世耕弘成経産相は「学生の不安をできるだけ早く解消するという観点から経団連と大学側の議論を聞いてしっかりと対応していきたい」と話した。...
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文在寅大統領・米国に終戦宣言・働きかけへ(9月21日)
北朝鮮の訪問を終えた韓国・文在寅大統領は、ピョンヤン共同宣言に盛り込まれなかった部分を米国・トランプ大統領に伝えると述べた。
国連総会に合わせて行われる米韓首脳会談で、北朝鮮・金正恩朝鮮労働党委員長のメッセージをトランプ大統領に伝えることを明らかにした。 文大統領は「朝鮮戦争の終戦宣言を先にして平和協定への出発点にするという考えを金委員長と確認した。年内の終戦宣言を目標にしており、トランプ大統領とも議論したい」と述べ、朝鮮戦争の終戦宣言の実現に向けてトランプ大統領に働きかける方針である。...
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米国務長官・北朝鮮に早期の非核化協議提案(9月20日)
米国のポンペイオ国務長官は、南北首脳会談の共同宣言を歓迎する声明を発表し、国連総会が開かれているニューヨークで来週、リヨンホ外相と会談することなど、早期に非核化の協議を行うように、北朝鮮側に提案することや米国・ビーガン特別代表と北朝鮮代表がオーストリア・ウィーンでできるだけ早く会談することを北朝鮮側に提案したと明らかにした。
さらにポンペイオ国務長官は北朝鮮を迅速に非核化し、2021年1月までに完了させるとして、トランプ大統領の1期目の任期が終わる1月までに北朝鮮の非核化実現の目標を明確にした。 「風の流れ」内の検索 |