※2022年2月、更新を終了しています
国技「大相撲」はどこへ行く(11月27日)
国技と称される大相撲は17年ぶりに4横綱時代を迎えている。しかし今場所は「看板倒れ」とも言われる事態になっている。横綱・白鵬は九州場所で40回目の優勝を決めた。
白鵬は会見で10年間を「若手・白鵬、朝青龍とのライバル関係、一人横綱、今は4横綱で新時代の相撲を取って歩んでいる」と自らの経緯を誇らしく語った。
今年1月、稀勢の里が横綱に昇進し17年ぶり東西4横綱となった。...
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国技と称される大相撲は17年ぶりに4横綱時代を迎えている。しかし今場所は「看板倒れ」とも言われる事態になっている。横綱・白鵬は九州場所で40回目の優勝を決めた。
白鵬は会見で10年間を「若手・白鵬、朝青龍とのライバル関係、一人横綱、今は4横綱で新時代の相撲を取って歩んでいる」と自らの経緯を誇らしく語った。
今年1月、稀勢の里が横綱に昇進し17年ぶり東西4横綱となった。
横綱は休場が相次ぎ、一度も4人揃って千秋楽を迎えることができていない。今場所は横綱・日馬富士は暴行事件が明るみに出た翌日、九州場所3日目から休場。
問題の宴会に同席していた横綱・鶴竜は4場所連続の休場。9日目には横綱・稀勢の里がケガの影響で黒星が先行し途中休場。白鵬も暴行事件の当事者の一人となっている。
嘉風戦では物言いを求めるような仕草をし、横綱の品格が問われている。さらに優勝インタビューを異例の謝罪から始め異例の万歳三唱で締めくくった。
その九州場所が終わった翌日の27日17時30分頃、その本拠地である両国の国技館では、横綱審議委員会が開かれ、「日馬富士の貴ノ岩に対する暴力」事件を巡って、日本相撲協会の報告を受け、対応を協議したが、今日は結論を出さなかった。
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核兵器廃絶へ「賢人会議」きょうから広島で開催(11月27日)
国連総会での核兵器禁止条約の採択で核兵器の保有国と非保有国の間の溝がいっそう深まる中、日本の外務省の主催で「賢人会議」が、きょうから広島市で開かれる。
核兵器の保有国・非保有国の専門家や、広島・長崎の有識者らが出席。各国が立場の違いを乗り越えて、核兵器の廃絶に一致して取り組むための方策を話し合う。
初日は、核軍縮を巡る現状認識や核兵器廃絶への道筋などについて意見を交わすほか、原爆資料館の見学や被爆者との面会が予定されている。...
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国連総会での核兵器禁止条約の採択で核兵器の保有国と非保有国の間の溝がいっそう深まる中、日本の外務省の主催で「賢人会議」が、きょうから広島市で開かれる。
核兵器の保有国・非保有国の専門家や、広島・長崎の有識者らが出席。各国が立場の違いを乗り越えて、核兵器の廃絶に一致して取り組むための方策を話し合う。
初日は、核軍縮を巡る現状認識や核兵器廃絶への道筋などについて意見を交わすほか、原爆資料館の見学や被爆者との面会が予定されている。
ノーベル平和賞に選ばれた国際NGO・ICANの川崎哲国際運営委員や、会議では日本被団協・田中熙巳代表委員らが「日本も核兵器禁止条約に署名すべき」などと訴える。
日本政府は、賢人会議を来年4月のNPT・核拡散防止条約の準備会合までに改めて開き、各国が立場の違いを乗り越えて核兵器廃絶に一致して取り組むための提言をまとめたいとしていて、唯一の戦争被爆国として核保有国と非保有国の橋渡し役を担い、存在感を示したい考え。
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ロシア議員団訪朝へ・米国けん制か(11月26日)
ロシア議会下院の超党派の議員団は北朝鮮を訪問して核問題などについて意見を交わす事にしていて、北朝鮮との対話を重視する姿勢を重ねて示すことで米国をけん制する狙いがあるとみられる。
チェパ副委員長は“朝鮮半島の非核化やこの地域での軍事化の動きを止める平和的な方法について意見を交わす”としている。
ロシア政府は米国が北朝鮮情勢を理由にして東アジアでの軍事的影響力を拡大することを警戒していて、北朝鮮との対話を重視する姿勢を重ねて示す事で米国をけん制する狙いがあるとみられる。
エジプト・モスク襲撃・230人余死亡(11月25日)
エジプト市内半島北部の町・ビルアベドではモスクが武装グループに襲撃され、235人が死亡、100人余がけがをした。
武装グループは4台の車両を使用していたとされ、事件でけがをした男性は「武装した10人から20人がモスクにはいってきてすべてを破壊し多くの人が殺された」と話している。
エジプト国防省は「空軍が犯行グループの車両数台を見つけ破壊し中にいた人物も殺害した」と発表した。
犯行を主張する声明などは出されていない。...
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エジプト市内半島北部の町・ビルアベドではモスクが武装グループに襲撃され、235人が死亡、100人余がけがをした。
武装グループは4台の車両を使用していたとされ、事件でけがをした男性は「武装した10人から20人がモスクにはいってきてすべてを破壊し多くの人が殺された」と話している。
エジプト国防省は「空軍が犯行グループの車両数台を見つけ破壊し中にいた人物も殺害した」と発表した。
犯行を主張する声明などは出されていない。
IS(イスラミックステート)が「イスラム国家」樹立を一方的に宣言した後、エジプトではイタリア領事館やピラミッド近くなどでテロが相次ぎ、おととしにはロシア旅客機が墜落し乗客乗員224人全員が死亡した。
外国人やキリスト教の教会などを標的にテロ事件や襲撃が数多く発生しているが、イスラム教徒が集まる場所が標的となったのは極めて異例なことである。
今回のテロを受けて国連・グテーレス事務総長、ロシア・プーチン大統領、サウジアラビア・サルマン国王が哀悼の意を示した。
ホワイトハウスによるとトランプ大統領はエジプト・シン大統領と電話会談し、犠牲者に哀悼の意を示し「凶悪な攻撃だ」と非難し「米国はエジプトを支持し続ける」と強調したという。
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中ロ両国もミサイル実験を実施(11月24日)
米国防総省高官は今週、中国がドナルド・トランプ大統領の訪中2日前に、新規開発した大陸間弾道ミサイル(ICBM、注後記)の発射実験を実施したことを明らかにした。
発射実験がされたのはICBM東風(トンフェン)-41型で、11月6日に実施されたが、米中双方は、トランプ大統領の習近平(シー・チンピン)国家主席との会談前に余計な波風を立てたくないとして秘匿していた。
ただ、中国トップから人民解放軍へのメッセージとして、依然米国が中国の最大の敵国と捉えていることを示すものと捉えられる。...
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米国防総省高官は今週、中国がドナルド・トランプ大統領の訪中2日前に、新規開発した大陸間弾道ミサイル(ICBM、注後記)の発射実験を実施したことを明らかにした。
発射実験がされたのはICBM東風(トンフェン)-41型で、11月6日に実施されたが、米中双方は、トランプ大統領の習近平(シー・チンピン)国家主席との会談前に余計な波風を立てたくないとして秘匿していた。
ただ、中国トップから人民解放軍へのメッセージとして、依然米国が中国の最大の敵国と捉えていることを示すものと捉えられる。
更に、別の憶測では、習主席が今年4月に訪米した同時期に、米軍がシリア政府軍の化学兵器をトマホーク巡航ミサイルで攻撃したことから、そのお返しとも考えられる。
なお、中国メディアの報道によれば、東風-41は15万トンの弾頭を10個、あるいは1個で550万トンの大型弾頭も搭載できるとする。
また、11月18日付『人民日報』は、東風-41型ICBMは、10個の核弾頭が搭載でき、射程距離は1万2,000キロメーター超であるとツイートした。
一方、ロシアにおいても大規模軍事演習が行われているとの情報を、米情報局がつかんでいる。
すなわち、10月26日夜半に行われた軍事演習では、潜水艦発射弾道ミサイルが3発(太平洋沖で2発、大西洋沖で1発)発射され、また、地上においてもプレセツク宇宙基地(ロシア北西端)からICBMが1度発射されている。
なお、中ロは異口同音に、これらの実験は特定の国を想定したものではなく、あくまで、他国から攻撃されないための抑止力の維持・確認のためであるとしている。
Globali |北朝鮮だけではない! 中国もロシアも核弾頭搭載可能な大陸間弾道ミサイル発射実験を活発化!
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