※2022年2月、更新を終了しています
感染者1億人超・パンデミック・国際協力への展開は(1月29日)
これまでほとんどの国は自国の対策で手いっぱいで、国際的な協力体制が十分機能していなかった。
米国・トランプ前政権がWHOは中国に支配されていると批判し、WHOからの脱退を通告した。
バイデン大統領が脱退を撤回する大統領令に署名し、COVAXファシリティへの参加を表明した。
WHOを中心とした国際的な協力体制を再構築できる期待が生まれている。新型コロナウイルスは変異を繰り返し、感染の波を広げると予想される。...
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これまでほとんどの国は自国の対策で手いっぱいで、国際的な協力体制が十分機能していなかった。
米国・トランプ前政権がWHOは中国に支配されていると批判し、WHOからの脱退を通告した。
バイデン大統領が脱退を撤回する大統領令に署名し、COVAXファシリティへの参加を表明した。
WHOを中心とした国際的な協力体制を再構築できる期待が生まれている。新型コロナウイルスは変異を繰り返し、感染の波を広げると予想される。
新たな変異ウイルスを探し出し封じ込める取り組み、有効で安全なワクチンを開発し普及させていく取り組みは、1国では成し遂げられない。
途上国での感染を食い止めなければ、影響は先進国にも及ぶ。国連やWHOを中心とする国際的な協力体制を確立することが不可欠である。
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米国大統領就任後初の電話会談・菅首相・バイデン大統領・同盟強化で一致(1月28日)
菅首相は米国・バイデン大統領と電話会談し、日米同盟の一層の強化や自由で開かれたインド太平洋の実現に向け緊密に連携していくことで一致した。
新型コロナウイルス対策や気候変動問題など、多国間の課題で緊密に協力していくことを確認した。
菅首相はバイデン大統領から4月にオンライン形式で開催される予定の気候変動サミットへの参加を求められたのに対し「諸事情が許せば参加する方向で検討したい」と応じた。...
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菅首相は米国・バイデン大統領と電話会談し、日米同盟の一層の強化や自由で開かれたインド太平洋の実現に向け緊密に連携していくことで一致した。
新型コロナウイルス対策や気候変動問題など、多国間の課題で緊密に協力していくことを確認した。
菅首相はバイデン大統領から4月にオンライン形式で開催される予定の気候変動サミットへの参加を求められたのに対し「諸事情が許せば参加する方向で検討したい」と応じた。
バイデン大統領が沖縄県・尖閣諸島が米国による防衛義務を定めた日米安保条約第5条の適用対象であることを表明し、核戦力を含む軍事力で日本を守る拡大抑止の提供に対する米国の決意を確認した。
日米、オーストラリア、インドの4か国の連携を推進するとともに、北朝鮮について国連安保理決議に従って非核化が実現するよう緊密に連携していくことで一致。菅首相が拉致問題の早期解決へ理解と協力を求めたのに対し、バイデン大統領は支持する考えを伝えた。
菅首相の米国訪問については、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ可能なかぎり早い時期で調整していくことになった。電話会談で両首脳はお互いを「ヨシ」「ジョー」とファーストネームで呼びあうことになった。
菅首相は「日米関係の強化に向けしっかり取り組んでいきたい」と述べた。菅首相は、会談では東京五輪・パラリンピックに関するやり取りはなかったと説明した。
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福島第一原発事故調査・報告書案まとまる(1月27日)
福島第一原子力発電所の事故調査を一昨年から再開した原子力規制委員会は、放射性物質の施設内部の汚染実態などについて新たに判明した事実を盛り込んだ報告書案を取りまとめた。
この中では、内部の気体を外に放出する「ベント」を試みた1号機と3号機では、気体の一部が逆流し建屋内の汚染を広げた可能性があるとしている。
この逆流には水素も含まれていた可能性があり今後、水素爆発との関係性を調べる必要があるとしている。...
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福島第一原子力発電所の事故調査を一昨年から再開した原子力規制委員会は、放射性物質の施設内部の汚染実態などについて新たに判明した事実を盛り込んだ報告書案を取りまとめた。
この中では、内部の気体を外に放出する「ベント」を試みた1号機と3号機では、気体の一部が逆流し建屋内の汚染を広げた可能性があるとしている。
この逆流には水素も含まれていた可能性があり今後、水素爆発との関係性を調べる必要があるとしている。
2号機と3号機では、原子炉の真上にある蓋に大量の放射性物質が付着しているのが見つかったとし、蓋の更に下の構造物も今後、調べるべきだとしている。
報告書案は、まだ未解明の事象が多く、今後廃炉作業の中で可能な限り現場で調査を続けることが大切だとしている。
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中国・習近平国家主席演説・米国バイデン政権の出方けん制(1月26日)
中国の習近平国家主席は世界の政財界のリーダーが出席する会合で演説し、米中の対立が深まる中、「新冷戦によって他国を脅し制裁を行えば、世界を分裂と対立に向かわせるだけだ」と述べて米国のバイデン政権の出方をけん制した。
習近平国家主席は25日、世界経済フォーラムがオンラインで開いた会合で演説し、米国のトランプ前政権が中国への対抗姿勢を強め、米中の対立が深まる中、「国際社会は各国の合意に基づいて統治すべきで1つの国や数か国が命令を下すものであってはならない」と述べてバイデン政権の出方をけん制した。...
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中国の習近平国家主席は世界の政財界のリーダーが出席する会合で演説し、米中の対立が深まる中、「新冷戦によって他国を脅し制裁を行えば、世界を分裂と対立に向かわせるだけだ」と述べて米国のバイデン政権の出方をけん制した。
習近平国家主席は25日、世界経済フォーラムがオンラインで開いた会合で演説し、米国のトランプ前政権が中国への対抗姿勢を強め、米中の対立が深まる中、「国際社会は各国の合意に基づいて統治すべきで1つの国や数か国が命令を下すものであってはならない」と述べてバイデン政権の出方をけん制した。
習主席がバイデン大統領の就任後、国際的な会合で発言するのは初めてである。
また習主席は「新型コロナウイルスを利用して脱グローバル化を進め、経済的なつながりを切り離すことはいかなる者の利益にも合致しない。世界的な問題が複雑化する中、問題解決の活路は多国間主義を守り実践することにある」と述べて、国際社会との協調姿勢をアピールした。
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半導体台湾に増産要請(1月25日)
半導体需要のひっ迫が世界中で深刻になっている。
自動車生産など世界経済を支えている部分が揺さぶりかねない。
今のキーワードは「半導体需給」となっている。
半導体の売上高は20年夏ごろから急回復している。コロナで在宅勤務が増え、パソコンやスマホが売れている。
また、サーバーの需要を増えている。この急な伸びに生産が追い付かなかった。
まだ、2018年の水準には届いていない。米中対立でトランプ政権が中国の半導体メーカーに生産をかけた。...
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半導体需要のひっ迫が世界中で深刻になっている。
自動車生産など世界経済を支えている部分が揺さぶりかねない。
今のキーワードは「半導体需給」となっている。
半導体の売上高は20年夏ごろから急回復している。コロナで在宅勤務が増え、パソコンやスマホが売れている。
また、サーバーの需要を増えている。この急な伸びに生産が追い付かなかった。
まだ、2018年の水準には届いていない。米中対立でトランプ政権が中国の半導体メーカーに生産をかけた。
結果、汎用品の部分に供給が出来なくなり、各国が半導体を台湾に要請している。
発足間もない、バイデン政権は米国の国防省が「台湾が自衛能力を維持するよう支援していく」との声明を公表している。
台湾の航空識別圏について中国の空軍機が度重なる侵入を繰り返している。
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