※2022年2月、更新を終了しています
フィリピン・台風19号通過のルソン島・少なくとも10人死亡(11月2日)
フィリピンではきのう、北部ルソン島に上陸した台風19号による大雨と非常に強い風の影響で各地で土砂崩れや洪水が相次ぎ、多くの住宅が浸水するなど被害が広がっている。
地元の災害対策当局によると、これまでに5歳男児を含む少なくとも10人の死亡が確認された。また、住宅が土砂崩れに巻き込まれたという情報が各地から寄せられていて、被害状況の確認を急いでいる。
公立学校の建物などには約39万人が避難しているということだが、一部の施設には定員を超える人が避難していて、地元メディアは新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されると伝えている。...
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フィリピンではきのう、北部ルソン島に上陸した台風19号による大雨と非常に強い風の影響で各地で土砂崩れや洪水が相次ぎ、多くの住宅が浸水するなど被害が広がっている。
地元の災害対策当局によると、これまでに5歳男児を含む少なくとも10人の死亡が確認された。また、住宅が土砂崩れに巻き込まれたという情報が各地から寄せられていて、被害状況の確認を急いでいる。
公立学校の建物などには約39万人が避難しているということだが、一部の施設には定員を超える人が避難していて、地元メディアは新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されると伝えている。
また、日本の気象庁によると、フィリピンの東の海上には台風20号も発生していて、このあと徐々に勢力を強めながら今月5日にはルソン島に接近する見通しで、現地では警戒を強めている。
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米国・1日の感染者約10万人・過去最多に(11月1日)
新型コロナウイルスの感染が再び拡大しつつある米国では新たに報告された1日の感染者数がおよそ10万人とこれまでで最も多くなった。
ジョンズホプキンス大学のまとめによると米国で先月30日に報告された新たな感染者数は9万9321人とこれまでで最も多くなった。
特に深刻なのは中西部や南部の州。テキサス州のメキシコ国境に近い地域では患者が急増し、医療機関の受け入れ能力が限界に近づいているとして地元当局が原則夜間の外出を禁止している。...
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新型コロナウイルスの感染が再び拡大しつつある米国では新たに報告された1日の感染者数がおよそ10万人とこれまでで最も多くなった。
ジョンズホプキンス大学のまとめによると米国で先月30日に報告された新たな感染者数は9万9321人とこれまでで最も多くなった。
特に深刻なのは中西部や南部の州。テキサス州のメキシコ国境に近い地域では患者が急増し、医療機関の受け入れ能力が限界に近づいているとして地元当局が原則夜間の外出を禁止している。
こうした中、ニューヨーク州のクオモ知事はほかの州からの旅行者について原則ウイルス検査を到着の前後で受けてもらいどちらも陰性の場合に限って州内の移動を認めるという新たな旅行規制を発表した。
この規制は今月4日から行われる予定である。
米国では感謝祭やクリスマスなど人の移動が盛んになる季節を迎えるため州をまたぐ移動で感染が広がることへの警戒が強まっている。
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米国大統領選挙・トランプ大統領最後の追い上げ(10月31日)
米国大統領選挙まであと3日となるが、“激戦6州”のうち、東部・ペンシルベニア州の最新の世論調査ではバイデン候補が3.6ポイントリードしているが、バイデン候補のある発言がきっかけでトランプ大統領が最後の追い上げをはかっている。
26日、ペンシルベニア州内を3か所を回ったトランプ大統領はバイデン候補のエネルギー政策をめぐる発言について「フラッキングを禁止しペンシルベニアのエネルギー産業を殺そうとしている許されないことだ」と訴えた。...
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米国大統領選挙まであと3日となるが、“激戦6州”のうち、東部・ペンシルベニア州の最新の世論調査ではバイデン候補が3.6ポイントリードしているが、バイデン候補のある発言がきっかけでトランプ大統領が最後の追い上げをはかっている。
26日、ペンシルベニア州内を3か所を回ったトランプ大統領はバイデン候補のエネルギー政策をめぐる発言について「フラッキングを禁止しペンシルベニアのエネルギー産業を殺そうとしている許されないことだ」と訴えた。
フラッキングとはペンシルベニアで盛んな天然ガスの掘削方法の1つである。
全米2位を誇るペンシルベニア州は天然ガス産業とそこで働く数万人の生活を支えている。
一方で環境保護団体からは地下水、大気汚染につながると問題視されてきた。最後のテレビ討論会で共和党・トランプ大統領は「石油産業を潰せば経済は破綻する、フラッキングについてはどう考えている?」と問われ、バイデン候補は「フラッキングによる排出を抑えていく、それに向けて取り組んでいく」とフラッキングを制限すると取れる発言をした。
トランプ支持者は「この発言でトランプ支持に回った人が多い」などと話した。トランプ陣営幹部・ジェイソンミラーは「バイデンはペンシルベニアで墓穴を掘った」とコメントした。
一方のバイデン候補は釈明に追われており「ペンシルベニアでもどこでもフラッキングは禁止しない」と発言した。
バイデン陣営は発言の趣旨が捻じ曲げられていると強調し、バイデン陣営事務所スタッフは「共和党は話をゆがめ人にそう信じ込ませている」と発言した。
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中国・韓国などへの渡航中止勧告“解除”・入国禁止措置も解除へ(10月30日)
外務省は新型コロナの感染が落ち着いている中国や韓国などの感染症危険情報を引き下げ、「渡航中止勧告」を解除した。
これまで外務省は159の国と地域に対してレベル3の「渡航中止勧告」を出していたが、中国や韓国など9つの国と地域について、不要不急の渡航自粛を求めるレベル2へと引き下げた。
ビジネス関係者の海外出張や海外赴任を促し、経済回復につなげたい考えである。
これらの国や地域については今後、外国人の入国禁止措置も解除されるが、日本に入国できるのはビジネス関係者や中長期の在留資格がある人に限られ、外国人観光客の入国は引き続き認められない。...
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外務省は新型コロナの感染が落ち着いている中国や韓国などの感染症危険情報を引き下げ、「渡航中止勧告」を解除した。
これまで外務省は159の国と地域に対してレベル3の「渡航中止勧告」を出していたが、中国や韓国など9つの国と地域について、不要不急の渡航自粛を求めるレベル2へと引き下げた。
ビジネス関係者の海外出張や海外赴任を促し、経済回復につなげたい考えである。
これらの国や地域については今後、外国人の入国禁止措置も解除されるが、日本に入国できるのはビジネス関係者や中長期の在留資格がある人に限られ、外国人観光客の入国は引き続き認められない。
また、外務省は感染拡大で外国から出国できなくなる事態を防ぐため、全世界に出していた「危険情報」も併せて解除した。
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決算発表・米国大手IT企業3社が大幅増収増益(10月30日)
GAFAと呼ばれる米国大手IT企業4社(アップル、アマゾン、フェイスブック、グーグルを傘下に持つアルファベット)が先月までの3か月間の決算を発表し、新型コロナウイルスの影響で自宅で利用できるサービスへの需要が高くこのうち3社が大幅な増収増益となった。
アマゾンは前年同月と比較して3倍近くに増益。アルファベットは最終利益が59%増え、フェイスブックも29%増えた。
一方アップルは増収減益となった。...
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GAFAと呼ばれる米国大手IT企業4社(アップル、アマゾン、フェイスブック、グーグルを傘下に持つアルファベット)が先月までの3か月間の決算を発表し、新型コロナウイルスの影響で自宅で利用できるサービスへの需要が高くこのうち3社が大幅な増収増益となった。
アマゾンは前年同月と比較して3倍近くに増益。アルファベットは最終利益が59%増え、フェイスブックも29%増えた。
一方アップルは増収減益となった。
巨大IT企業をめぐっては米国司法省がグーグルなどの分野で独占的地位や競争を妨げているとして提訴するなど風当たりが強まっており、ビジネスモデルにどのような影響を及ぼすか関心が集まっている。
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