【ウクライナ情勢】
ウクライナ軍事支援・海外メディア“ドイツ政府「レオパルト2」供与の方針固めた”(1月25日)
ウクライナのゼレンスキー大統領は24日公開した動画で欧米諸国に戦車の供与を求めていることについて各国に対して速やかに決断するよう訴えた。
ドイツの有力誌「シュピーゲル」など複数のメディアは24日、ドイツ政府が攻撃能力が高いドイツ製の戦車レオパルト2をウクライナに対して供与する方針を固めたと伝えた。
米国の有力紙「ウォールストリートジャーナル」など複数のメディアは24日、バイデン政権が米国の主力戦車エイブラムスをウクライナに供与する方向で検討していると伝えた。...
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ウクライナのゼレンスキー大統領は24日公開した動画で欧米諸国に戦車の供与を求めていることについて各国に対して速やかに決断するよう訴えた。
ドイツの有力誌「シュピーゲル」など複数のメディアは24日、ドイツ政府が攻撃能力が高いドイツ製の戦車レオパルト2をウクライナに対して供与する方針を固めたと伝えた。
米国の有力紙「ウォールストリートジャーナル」など複数のメディアは24日、バイデン政権が米国の主力戦車エイブラムスをウクライナに供与する方向で検討していると伝えた。
ドイツ・ショルツ政権は戦闘が激化することに世論が反発するのを懸念しこれまで慎重な姿勢を取ってきた。戦車の供与について米国などとの協議も踏まえたうえでどのような決断をするのかが焦点となっている。
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日本円で700億円余・EU・ウクライナへ追加の軍事支援(1月24日)
EU(ヨーロッパ連合)の外相にあたるボレル上級代表はブリュッセルで「われわれはウクライナへの支援を続ける。ウクライナはこの戦争で勝たねばならない。最良の方法で支援する」と述べた。軍事支援は装備品の供与などにあてられるという。
EU外相会議ではウクライナが求めるドイツ生の戦車「レオパルト2」の供与についても話が出たという。ボレル上級代表は「私の理解ではドイツは戦車を保有するEU加盟国が希望すれば輸出禁止にするつもりはない」と述べ、ドイツはほかの国が供与することには反対しないという見方を示した。...
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EU(ヨーロッパ連合)の外相にあたるボレル上級代表はブリュッセルで「われわれはウクライナへの支援を続ける。ウクライナはこの戦争で勝たねばならない。最良の方法で支援する」と述べた。軍事支援は装備品の供与などにあてられるという。
EU外相会議ではウクライナが求めるドイツ生の戦車「レオパルト2」の供与についても話が出たという。ボレル上級代表は「私の理解ではドイツは戦車を保有するEU加盟国が希望すれば輸出禁止にするつもりはない」と述べ、ドイツはほかの国が供与することには反対しないという見方を示した。
レオパルト2をめぐってはこれまでにポーランドが供与に向けドイツに許可を求める考えを表明していて、ウクライナへの供与が実現するか注目されている。
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軍事侵攻まもなく11か月・北朝鮮・ロシアに兵器提供か(1月21日)
ロシア側への兵器提供を巡っても新たな情報。米国・ホワイトハウスが20日公開した衛星写真に写っているのは、ロシアの貨物列車と見られる。
積まれているのは、北朝鮮からロシアの民間軍事会社「ワグネル」に提供された兵器だとされている。米国は、ワグネルが残虐行為や人権侵害を続けているとして、国際的な犯罪組織に指定し、制裁を科すとしている。
ホワイトハウスはこれまでもワグネルが、北朝鮮から歩兵用のロケット弾などを調達していると非難。...
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ロシア側への兵器提供を巡っても新たな情報。米国・ホワイトハウスが20日公開した衛星写真に写っているのは、ロシアの貨物列車と見られる。
積まれているのは、北朝鮮からロシアの民間軍事会社「ワグネル」に提供された兵器だとされている。米国は、ワグネルが残虐行為や人権侵害を続けているとして、国際的な犯罪組織に指定し、制裁を科すとしている。
ホワイトハウスはこれまでもワグネルが、北朝鮮から歩兵用のロケット弾などを調達していると非難。ワグネルは東部ドネツク州のウクライナ側の拠点バフムトではロシア軍と共に、さらなる攻勢に向けた動きを見せている。
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米国“ウクライナに3200億円相当の軍事支援”(1月20日)
米国国防総省は19日、ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナに対し25億ドル、日本円にしておよそ3200億円相当の軍事支援を行うと発表した。
それによると軍事支援では装甲車「ストライカー」を初めて90両供与する。ストライカーは兵士を運ぶ機動性に優れていて、ウクライナ軍の部隊の迅速な展開を後押しするのがねらい。また機動力と火力を兼ね備えた装甲車「ブラッドレー歩兵戦闘車」も59両追加で供与するとしている。...
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米国国防総省は19日、ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナに対し25億ドル、日本円にしておよそ3200億円相当の軍事支援を行うと発表した。
それによると軍事支援では装甲車「ストライカー」を初めて90両供与する。ストライカーは兵士を運ぶ機動性に優れていて、ウクライナ軍の部隊の迅速な展開を後押しするのがねらい。また機動力と火力を兼ね備えた装甲車「ブラッドレー歩兵戦闘車」も59両追加で供与するとしている。
このほかウクライナ各地でロシア軍によるミサイル攻撃が続いている状況を踏まえ防空ミサイルシステム「ナサムス」の追加の砲弾や、移動式の防空システム「アベンジャー」8基なども供与する。米国国防総省によると去年2月にロシアによる軍事侵攻が始まって以降、ウクライナへの軍事支援は日本円にして3兆4000億円余りに上るという。
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ウクライナへの軍事支援・ドイツ製戦車の供与は(1月20日)
19日、ベルリンで会談した米国のオースティン国防長官とドイツのピストリウス国防相。攻撃能力の高いドイツの戦車レオパルト2をウクライナに供与するかどうか協議したものと見られる。
20日にはドイツ西部で、欧米各国がウクライナへの軍事支援を話し合う会合が開かれる予定で、ドイツ側が供与を決めるかどうかが焦点となる。
また英国やポーランド、それにバルト三国の国防相など、ヨーロッパの11か国の代表は19日、エストニアの首都タリンで会合を開き、ウクライナを防衛するため前例のない軍事的供与をしていくとする共同声明を発表した。...
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19日、ベルリンで会談した米国のオースティン国防長官とドイツのピストリウス国防相。攻撃能力の高いドイツの戦車レオパルト2をウクライナに供与するかどうか協議したものと見られる。
20日にはドイツ西部で、欧米各国がウクライナへの軍事支援を話し合う会合が開かれる予定で、ドイツ側が供与を決めるかどうかが焦点となる。
また英国やポーランド、それにバルト三国の国防相など、ヨーロッパの11か国の代表は19日、エストニアの首都タリンで会合を開き、ウクライナを防衛するため前例のない軍事的供与をしていくとする共同声明を発表した。
声明では、ドイツで開かれる会合を念頭に、なるべく早くそれぞれの支援を実行に移すよう要請すると強調している。
一方、ロシア大統領府のペスコフ報道官は19日、ウクライナへの軍事支援を巡り、欧米側が戦車の供与などを議論していることについて紛争の性質を新たなレベルに引き上げることを意味する。世界やヨーロッパの安全保障にとっていい兆しとはならないと述べ、強くけん制した。
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