ゼレンスキー大統領“救助活動に全力”(1月16日)
ロシア軍によるウクライナ東部の都市ドニプロへのミサイル攻撃について、ゼレンスキー大統領は15日新たな動画を公開し、「ロシア軍によるミサイル攻撃で30人が亡くなり、その中には15歳の女の子も含まれる。2人の子どもたちの親が亡くなったという報告もある。愛する人を失ったすべての人に哀悼の意を表したい」と述べた。
また“依然として30人以上が行方不明だ”としたうえで、“がれきからは6人の子どもを含む多くの人が救出されている”と述べ、今後も救助活動に全力を挙げる考えを示した。...
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ロシア軍によるウクライナ東部の都市ドニプロへのミサイル攻撃について、ゼレンスキー大統領は15日新たな動画を公開し、「ロシア軍によるミサイル攻撃で30人が亡くなり、その中には15歳の女の子も含まれる。2人の子どもたちの親が亡くなったという報告もある。愛する人を失ったすべての人に哀悼の意を表したい」と述べた。
また“依然として30人以上が行方不明だ”としたうえで、“がれきからは6人の子どもを含む多くの人が救出されている”と述べ、今後も救助活動に全力を挙げる考えを示した。
一方東部での戦況について、“戦いは休むことなく止まることなく続いている”と述べ、激しい戦闘が続いていることを強調した。
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“ロシア軍がミサイル38発”ウクライナ各地で被害(1月15日)
東部ドニプロペトロウシク州の知事は、ドニプロの高層住宅が攻撃を受け、少なくとも5人が死亡、子ども12人を含む、およそ60人がけがをしたとSNSで明らかにした。
ウクライナでは14日、ロシアによるミサイル攻撃が相次ぎ、各地で被害が出ている。ウクライナ軍は、ロシア側が撃った38発のミサイルのうち25発を迎撃したと発表した。首都キーウでもロシア軍による攻撃が確認されたほか、西部リビウでも、重要なインフラ施設への攻撃があったと地元の知事が明らかにしている。...
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東部ドニプロペトロウシク州の知事は、ドニプロの高層住宅が攻撃を受け、少なくとも5人が死亡、子ども12人を含む、およそ60人がけがをしたとSNSで明らかにした。
ウクライナでは14日、ロシアによるミサイル攻撃が相次ぎ、各地で被害が出ている。ウクライナ軍は、ロシア側が撃った38発のミサイルのうち25発を迎撃したと発表した。首都キーウでもロシア軍による攻撃が確認されたほか、西部リビウでも、重要なインフラ施設への攻撃があったと地元の知事が明らかにしている。
ロシアは、新たな総司令官となったゲラシモフ参謀総長の下でも大規模なミサイル攻撃を続けた形で、ウクライナのゼレンスキー大統領は、“このテロに関わったすべての人間を見つけ出し、責任を負わせる”とSNSに投稿し、非難を強めている。ドネツク州の知事は14日、ロシア国防省の発表を否定し、激しい戦闘が続いていると強調した。
一方、英国のスナク首相は14日、電話会談を行ったゼレンスキー大統領に対して、追加の軍事支援の一環として、陸軍の主力戦車「チャレンジャー2」を供与することを伝えた。英国の新聞テレグラフは、数週間以内に14両が供与されると報じている。ゼレンスキー大統領は、攻撃力の高い戦車の供与を各国に求めていて、これまでポーランドとチェコが旧ソビエト製の戦車を供与しているが、欧米製の戦車は初めて。
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ウクライナ人権担当者・「人道回廊」設置・トルコが仲介・調整へ(1月14日)
ロシアによるウクライナへの侵攻が続く中、市民の保護などをめぐりロシア側と協議にあたっているウクライナの人権担当者がNHKの取材に応じ、今後仲介役のトルコが市民などを避難させる人道回廊の設置に向けて調整にあたることを明らかにした。取材に応じたのはウクライナ議会の人権保護委員会のルビネツ委員長。
ルビネツによると、今後市民などを避難させる人道回廊の設置に向け、仲介役を務めるトルコのエルドアン大統領がロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談を行い調整にあたるという。...
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ロシアによるウクライナへの侵攻が続く中、市民の保護などをめぐりロシア側と協議にあたっているウクライナの人権担当者がNHKの取材に応じ、今後仲介役のトルコが市民などを避難させる人道回廊の設置に向けて調整にあたることを明らかにした。取材に応じたのはウクライナ議会の人権保護委員会のルビネツ委員長。
ルビネツによると、今後市民などを避難させる人道回廊の設置に向け、仲介役を務めるトルコのエルドアン大統領がロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談を行い調整にあたるという。そして合意した場合、ロシア側と詳細を詰めたうえで両国が連絡を取り合う事務所をトルコに設置したいとしている。
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英国・ウクライナに主力戦車の供与検討(1月14日)
英国政府がウクライナへの軍事支援を強化するため主力戦車の供与を検討していることが分かった。スナク首相がウォレス国防相に供与を検討するよう指示し今後、数週間のうちに方向性が示される見通し。英国メディアは候補となっているのは120ミリ砲を搭載する陸軍の主力戦車「チャレンジャー2」で、10両程度の供与が検討されているとしている。
イギリスの首相官邸はNHKの取材に「われわれはこの戦争でウクライナを勝利に導く次世代軍事技術の支援を加速させる。...
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英国政府がウクライナへの軍事支援を強化するため主力戦車の供与を検討していることが分かった。スナク首相がウォレス国防相に供与を検討するよう指示し今後、数週間のうちに方向性が示される見通し。英国メディアは候補となっているのは120ミリ砲を搭載する陸軍の主力戦車「チャレンジャー2」で、10両程度の供与が検討されているとしている。
イギリスの首相官邸はNHKの取材に「われわれはこの戦争でウクライナを勝利に導く次世代軍事技術の支援を加速させる。戦車の供与は形勢を一変する能力をウクライナに与えることになる」と、その意義を強調している。
隣国ポーランドは今月11日、保有するドイツ製戦車を供与する意向を表明しドイツがこれを認めるかどうかが焦点となっている。一方で各国の間では攻撃力の高い戦車の供与は戦闘のさらなる激化を招くとして慎重な意見があり米国、フランス、ドイツは今月、装甲車の供与を表明している。
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ロシア“ソレダール掌握”ウクライナ軍側は否定(1月14日)
ロシア国防省はウクライナ・東部ドネツク州・バフムトの近郊ソレダールを12日夜に掌握したと発表した。ロシア国防省報道官は「ソレダールを掌握したことでバフムトでウクライナの補給路を遮断し部隊を封鎖できる」と話した。
ロシア独立系メディアは“ロシア軍が新たな町を掌握するのは去年7月以来”と指摘している。一方ウクライナ軍の報道官は地元メディアに対し“ロシア軍はソレダールを掌握していない。
彼らの発表は事実ではない”と述べ、ロシア側の主張を否定している。...
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ロシア国防省はウクライナ・東部ドネツク州・バフムトの近郊ソレダールを12日夜に掌握したと発表した。ロシア国防省報道官は「ソレダールを掌握したことでバフムトでウクライナの補給路を遮断し部隊を封鎖できる」と話した。
ロシア独立系メディアは“ロシア軍が新たな町を掌握するのは去年7月以来”と指摘している。一方ウクライナ軍の報道官は地元メディアに対し“ロシア軍はソレダールを掌握していない。
彼らの発表は事実ではない”と述べ、ロシア側の主張を否定している。ロシア軍は去年夏以降劣勢が続き国内でも批判が強まる中、重要な戦果だと誇示したい思惑もあると見られている。
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