【米中覇権争い】
中国拠点ハッカー集団サイバー攻撃(7月14日)
米国のIT大手、マイクロソフトは、西ヨーロッパを中心とした、およそ25の政府機関の電子メールのアカウントなどに不正にアクセスするサイバー攻撃があったと発表した。
中国に拠点を置くハッカー集団によるものだとしている。 米国国務省のミラー報道官は、国務省も6月、攻撃の対象になったと明らかにした。直ちに対策を取ったとしているが、不正アクセスの対象など詳しい情報は明らかにしていない。 米国財務長官・北京へ向け出発(7月6日)
米国のイエレン財務長官は首都ワシントン近郊の空軍基地を出発し中国の首都北京に向かった。イエレン長官は滞在中に中国の高官と会談する予定で、両国の懸案事項をめぐって直接対話し、気候変動や新興国の債務問題など世界的な課題に一致して取り組む重要性について協議するとしている。
バイデン政権で財務長官が中国を訪れるのは初めてとなる。米中の経済関係をめぐっては米国政府が軍事転用のおそれのある半導体製品の輸出規制を強めている。...
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“欧米への対抗軸”上海協力機構・イラン・ベラルーシ“加盟”歓迎(7月5日)
ロシア・プーチン大統領は4日、中国とロシアが主導する安全保障や経済協力の枠組み、上海協力機構の首脳会議にオンラインで参加した。ロシアで武装反乱が起きてから初めての国際会議。
今回の首脳会議では、ロシアと友好関係にあるイランの正式加盟が承認されたほか、同盟国ベラルーシも加盟に向けた文書に調印した。 プーチン大統領は両国の加盟に向けた動きを歓迎していて、ロシアと中国が主導してきたこの枠組みを拡大させ、欧米側に対抗したい思惑もあると見られる。 米国国務長官・中国・王毅政治局委員と会談(6月19日)
米国バイデン政権の閣僚として初めて中国を訪れているブリンケン国務長官と中国で外交を統括する王毅政治局委員の会談は日本時間のきょう午前10時半ごろから北京の釣魚台迎賓館で行われた。
国務省によると会談は3時間にわたって行われ、中国外務省によると会談で王政治局委員は米国が中国脅威論をあおることや中国に一方的な制裁を科すことをやめるよう求めるとともに台湾を巡って「妥協や譲歩の余地はない」として米国は台湾独立に明確に反対すべきだと主張した。...
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米中外相が会談・秦外相が米国訪問で一致(6月19日)
バイデン政権の閣僚として初めて中国を訪れている米国のブリンケン国務長官は、中国の秦剛外相ときのう北京で会談を行った。米国国務省によると、会談は夕食の時間も含めおよそ7時間半にわたり、率直かつ建設的なやり取りが行われたという。
両外相は対話を継続することを確認し、秦外相がブリンケン長官の招きに応じて、双方が都合のいい時にワシントンを訪問することで一致した。 一方で、国務省高官は記者団に対し、「両国には大きな隔たりがあった」とも述べ、詳細は明らかにしなかったものの意見の違いがあったとしている。...
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