【米中覇権争い】
米国・10月対中国貿易赤字が過去最大規模に(12月7日)
米国商務省は10月の貿易統計を発表し、国別で最も多い中国に対する貿易赤字は431億ドル(4兆8500億円余り)となった。これは前月比7.1%増加し、1か月間の規模としては過去最大を更新した。
内訳は、中国からの輸入は4.4%の増加となっている一方、中国への輸出は報復関税によって米国産の大豆の輸出が減少したことなどから6.7%減少。トランプ政権は貿易赤字の拡大を受けて、中国との協議で知的財産権の侵害への対応に加え貿易不均衡の是正を強く迫る方針である。...
全部読む
スマホ2位・中国「ファーウェイ」CFO・米国の要請で逮捕・株価下落(12月7日)
カナダ司法当局は、スマートフォン製造大手の中国メーカー・ファーウェイの孟晩舟CFOの身柄を拘束し逮捕した。
逮捕の理由は「米国当局らの要請があったため」とした。中国外務省報道官は「理由を示さないままの拘束は人権違反」と批判した。 各国の市場が反応し、東京株式市場日経平均株価は一時600円超の値下がりとなり、ほぼ全面安の展開に。アジア各地でも株価が軒並み下落した。 対立が続く米国と中国の貿易協議の先行きに、投資家の間で警戒感が高まったためだとみられる。...
全部読む
中国スマートフォン製造大手・最高財務責任者・カナダ当局が拘束(12月6日)
カナダの司法当局はスマートフォン製造大手の中国メーカー、ファーウェイのCFO最高財務責任者・孟晩舟の身柄を拘束したことを明らかにした。
カナダ当局は米国の要請によるものとしていて地元メディアはイランに対する制裁に違反した容疑ではないかと伝えている。 カナダの中国大使館はコメントを発表し、中国として断固とした反対と強い抗議を表明するとしている。 ファーウェイはスマートフォンの製造で米国のアップル、韓国のサムスンと並ぶ大手である。 トランプ大統領・米中協議決裂なら関税引き上げ(12月5日)
トランプ大統領はツイッターで「中国との貿易協議についておそらく合意するだろう」と投稿し期待感を示す一方で、「私は関税の男だ」と強調。交渉が決裂した場合は制裁関税を引き上げる方針を改めて示し中国を牽制した。
これを受けて、4日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、一時800ドル以上値を下げた。 中国40%の輸入関税を撤廃(12月3日)
トランプ大統領のツイッターによると
「中国は、今40%が科せられている輸入米国車への関税を引き下げ、撤廃することに同意した。」 ということになるようだ。 「米中覇権争い」内の検索 |