【米中覇権争い】
南シナ海・フィリピンと米国が軍事演習・中国けん制か(4月26日)
フィリピン軍は米軍との間で過去最多の1万7000人余りが参加する合同軍事演習を行っていて南シナ海に面したルソン島西部で海からの侵攻を想定した演習が実施された。
米国の持ち込んだ兵器の実弾が南シナ海に向かって撃ち込まれ、沖合に敵艦に見立てた艦船を停泊させ高機動ロケット砲システム、ハイマースなどを使って敵を迎え撃つ手順などを確認した。 実弾を使った南シナ海での合同演習は今回が初めてだ。演習場から200キロ余り先には領有権を巡って中国と対立するスカボロー礁があることから中国をけん制するねらいがあると見られる。...
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台湾・蔡英文総統・米国・マッカーシー下院議長と会談・連携強化で一致(4月6日)
中米2か国の訪問を終え、経由地の米国に滞在している台湾・蔡英文総統は日本時間のきょう未明、西部カリフォルニア州のロサンゼルス郊外で米国・マッカーシー下院議長と会談した。
米国メディアによると台湾の総統が大統領権限継承順位2位の下院議長と米国国内で会談するのは初めて。 会談後、マッカーシー下院議員は「私たちの絆はかつてないほど強まっている。経済的自由と平和、地域の安定を維持することはとても重要だ」、蔡総統は「われわれの平和と民主主義はこれまでにない試練に直面している。...
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米国・NBC“中国の気球・軍施設傍受”(4月4日)
今年1月から2月にかけて、米国本土の上空を飛行した中国の気球について、米国・NBCテレビは、複数の政府関係者の話として、「軍事施設からの交信を傍受し、リアルタイムで中国に送信していた」と伝えた。
気球が飛行したモンタナ州には、ICBM(大陸間弾道ミサイル)を運用する米国軍の基地もある。 米国・マッカーシー下院議長・台湾・蔡英文総統と会談へ(4月4日)
発表によると、マッカーシー議長は今月5日、西部カリフォルニア州のロサンゼルス郊外で、超党派の議員団と蔡総統との会談を主催するとしている。
議員団の内訳は公表していないが、議会下院に設置された中国特別委員会のギャラガー委員長など、中国に強硬な姿勢を取る議員が多く含まれていると見られる。 台湾・蔡総統は米国のニューヨークを経由して中米の2か国を歴訪中で、台湾に戻る前にロサンゼルスに滞在することを明らかにしている。...
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国連安保理緊急会合・核兵器めぐり非難の応酬(4月1日)
ロシアのプーチン大統領が先週、同盟関係にあるベラルーシに戦術核兵器を配備することで合意したと発表したのを受けて、安保理では31日、緊急会合が開かれた。
国連で軍縮部門のトップを務める中満事務次長は、NPT核拡散防止条約の締約国は核のリスクを減らし緊張緩和に取り組むべきだと訴えた。米国のウッド国連次席大使は核による脅しを直ちにやめるようロシアに求めた。これに対して、ロシアのネベンジャ国連大使は反論し非難の応酬となった。 「米中覇権争い」内の検索 |