テレビえんすぽ
テレビ放送全番組をリアルタイムで抄録
【世界の新技術】

気候予測の高度化(8月14日)
最新テクノロジーを気候予測に応用しようという動きがでている。

JAMSTEC(海洋研究開発機構)はGPS受信機を搭載した「ウェーブグライダー」と呼ぶ無人装置を海上に浮かべ、GPS(全地球測位システム)からの電波を受信させるシステムの実験に入った。

大気中の水蒸気の量が多ければ多いほどGPSの電波が「ウェーブグライダー」の受信機に到達する速度が遅くなるという性質を利用して10分間隔で水蒸気量を推定することができる。...
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米国ゼロエミッション車政策の現状(8月7日)
5日、米国・バイデン大統領が2030年に新車販売の半分を「ゼロエミッション車」にするという目標を定めた大統領令に署名した。

この目標には強制力はないが、米国に自動車の市場を持つ日本車産業も当然のことながらこの大統領令に影響を受けることになる。

今回、日本車が得意とするHV(ハイブリッド車:エンジンとモーター組み合わせ、複合動力を有効に活用)が「ゼロエミッション車」から除外されることになった。...
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気象コントロール技術の脅威(7月31日)
中国が天候をコントロールするための取り組みを大幅に強化している。2020年12月初め、中国政府は「気象制御能力を大幅に強化し、人工降雪・降雨プログラムを大幅に拡大させる」と発表した。

中国だけではない。エチオピアも乾燥地帯での農業開発に気象制御能力の活用を考えている。UAEなども気象の制御に乗り出している。

これまでも中国はロケットを打ち込んでは人工降雨を起こし、干ばつ対策や大規模な国際行事の前には大気浄化まで公然と行ってきた実績がある。...
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アジア・EVシフトに欠かせないもの(7月29日)
EV電気自動車へのシフトが加速する中国では、寿命を迎えたバッテリーをどう扱うかが大きな課題になっている。

5年から10年ほど使われたバッテリーが今、新たなビジネスを生んでいる。中国南部、深センのこの企業は、自動車メーカーからバッテリーを買い取り、リユースする事業を手がけている。

買い取ったバッテリーを分解し、電池の容量などを分析する。
電池として使えない場合は、中の希少金属を取り出すためにリサイクルに回するが、劣化が進んでいないものは、家庭などで使う蓄電池として再生産する。...
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成長が続く医薬ハイテク企業(7月24日)
次世代世界標準の行方を握っているのはGAFAMやスペースX、テスラだけではない。米国・ファイザーと共に新型コロナウイルスワクチンを開発したドイツのバイオテクノロジー企業・ビオンテック社もそうした有望な企業のひとつである。

ビオンテックによれば、mRNAワクチンを開発するのは想像する以上に難しいという。ある日、突然普通の製薬会社が10億回分を超えるワクチンを作ることにはならないのだという。何年にもわたる経験とデータの蓄積、組織力や技術力や、治験と生産インフラを同時に拡大できる資金力が必要となるからである。...
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