テレビえんすぽ
テレビ放送全番組をリアルタイムで抄録
【1週間のハイライト】

この1週間にテレビ報道で取り上げられた主要な国際報道の内容を吟味、分析いたしました。

7/17~7/13
(1.「追い込まれるトランプ政権」)

トランプ政権が追い込まれている。最新の世論調査では支持率36%でこれは大統領として史上最低。G20では地球温暖化や反保護主義をめぐり孤立を深め、北朝鮮に対しても拳を振り上げたかと思えば降ろすのもはやく、結局何もできずしまいに終わった。米中包括経済対話も共同声明も行われず物別れに終わった。国内問題でもロシアゲートを皮切りに批判の的となり、目玉公約である「オバマケア代替法案」は与党共和党の上院議員4人の反対で法案の可決は絶望的になった上、建設を公言していた「メキシコ国境の壁」も実現できず。CNNを敵視した子どもじみたプロレス動画をツイートして批判をあび、安倍首相夫人が英語ができないので、プーチン大統領の隣に行ったなどと意味不明なことを言い、トランプ政権を擁護し続けてきたスパイサー大統領報道官すらも人事をめぐり辞任し、愛想をつかされた。この先、やぶれかぶれになったトランプ政権が貿易問題で日本や中国に攻撃の矛先を向けてくる可能性もある。



(2.「不気味な中国公船の領海侵入」)

第七管区海上保安本部によると15日昼ごろ中国公船1隻が対馬周辺の領海に侵入し、同日夕方にはこの船を含む2隻が沖ノ島北側の領海に侵入した。さらに17日、今度は青森県沖で中国の公船2隻が相次いで領海に侵入し、一旦外に出たが、龍飛崎沖の領海に再び侵入し太平洋に抜けたという。この海域での中国公船の侵入確認は初めてで、同日尖閣諸島の接続水域でも中国公船が確認されている。国際法上、安全を害さなければ領海を通過できるという無害通航権が認められているために、外務省は抗議ではなく関心の表明にとどめた。中国の今回のような行動はわれわれ日本人にはなかなかわかりづらいが、識者によれば、中国は日本海に対しての権利意識を元々持っていて、アヘン戦争以後、ロシアに領土を取られ、そのことによって日本海に対する直接的なアクセスを失ったと思っている。中国は日本海どころかオホーツク海、北極圏航路まで睨んでおり、そうしたところへの影響力の拡大、北東アジア全体での自分たちのプレゼンスの拡大を狙っていると考えられている。



(3.「漁業資源の保護をめぐる国際的な動き」)

国際会議「北太平洋漁業委員会」で、サンマなど漁業資源の保護について話し合われ、日本はサンマの漁獲量制限を提案していたが、中国やロシア、韓国が反対し合意には至らなかった。日本のサンマの水揚げ量は北海道や東北などで年々減少し、サンマの漁獲量(水産庁)は2008年に比べ3分の1まで減少している。その一方で、台湾は4年前に日本を抜き世界一になり、中国も4年間で約30倍と拡大傾向にある。日本としては北太平洋でサンマがどれ位減っているのかデータで示す事が大事であり、中国のような国を相手にしていく場合には国際世論を味方につけ、世界にもっと日本の主張をアピールしていく必要があるという声もある。



(4.「韓国の対話の呼びかけに応じない北朝鮮」)

韓国政府が南北の軍事境界線での敵対行為を中止させるため、北朝鮮に対し、パンムンジョムでの開催を提案していた軍の当局者による会談について北朝鮮側からの回答は何もなかったことがわかった。韓国赤十字が提案していた離散家族の再会実施のための会談開催についても回答は何もない状態。文在寅大統領は南北間の対話再開に強い意欲を示しているというが、無視された格好だ。今回の結果で見えてきたことは、北朝鮮は米国との直接対話のみを望んでおり、それ以外のことには興味を全く持っていないということだ。
トランプ氏「恩赦権限ある」ロシア疑惑捜査を牽制か(17/07/23)(再生)

7/10~7/16
(1.「地球温暖化」)

アジア開発銀行はアジア太平洋地域での気候変動の影響をまとめた報告書を発表し、「本格的な対策が取られなければ今世紀末までにアジアで気温が6度上昇すると指摘し、深刻な食糧難に陥るなど地域経済に壊滅的な結果をもたらす」とした上で地球温暖化対策の国際的な枠組みのパリ協定の履行を各国に求めている。2050年の洪水の被害額予測は世界全体で約5兆9000億円(アジア開発銀行まとめ)。...
全部読む

7/3~7/9
(1・「G20」)

ドイツ・ハンブルグで行われていたG20が閉幕した。安倍首相をはじめ、米国・トランプ大統領、ロシア・プーチン大統領、中国・習近平国家主席、ドイツ・メルケル首相、フランス・マクロン大統領、英国・メイ首相など世界の役者が一同に会した。重要な個別会談が数多く行われたことが今回のG20の特徴と言え、中でもトランプ大統領とプーチン大統領の初顔合わせである米ロ首脳会談が注目を集めた。両首脳の会談は予定されていた30分をはるかにオーバーし2時間15分にも及び、2人の関係が特別であることを世界に知らしめた。...
全部読む

JCCサイトへはwww.jcc.co.jp

ご意見・ご要望 | テレビえんすぽの利用方法

※動画・・・各社・各局の公式YouTubeチャンネルより

Copyright (C) 2013 JCC Corp. All Rights Reserved.