菅内閣発足へ・閣僚の顔ぶれ固まる(9月16日)
自民党の菅総裁は今日、国会で安倍総理大臣の後任の総理大臣に選出される運びで、新しい内閣を発足させる。
菅総裁は総理大臣官邸で直ちに組閣に着手し、16日中に新しい内閣を発足させることにしていて、これまでに閣僚の顔ぶれを固めた。
内閣の要の官房長官には、竹下派の加藤勝信氏が起用される。加藤は安倍政権で官房副長官を務めていて、菅総裁としては幅広い分野の政策に明るい加藤を起用することで、安倍政権の政策を引き続き推進するねらいがあるものとみられる。...
全部読む
自民党の菅総裁は今日、国会で安倍総理大臣の後任の総理大臣に選出される運びで、新しい内閣を発足させる。
菅総裁は総理大臣官邸で直ちに組閣に着手し、16日中に新しい内閣を発足させることにしていて、これまでに閣僚の顔ぶれを固めた。
内閣の要の官房長官には、竹下派の加藤勝信氏が起用される。加藤は安倍政権で官房副長官を務めていて、菅総裁としては幅広い分野の政策に明るい加藤を起用することで、安倍政権の政策を引き続き推進するねらいがあるものとみられる。
総務大臣には二階派の武田良太を充てる。
自らが重視するデジタル分野の担当に岸田派でIT担当大臣を務めた平井卓也の起用が固まった。
行政改革担当大臣に麻生派の河野太郎、法務大臣に、岸田派の上川陽子、厚生労働大臣に石破派の田村憲久、国家公安委員長に無派閥の小此木八郎を充てることにしていて、
4人はいずれも過去に同じポストを経験している。農林水産大臣に参議院議員で細田派の野上浩太郎、防衛大臣に細田派で安倍総理大臣の弟の岸信夫、復興大臣に二階派の平沢勝栄、一億総活躍担当大臣に石原派の坂本哲志氏を起用するほか、閣僚の枠をこれまでより1人増やし、2025年の大阪・関西万博の担当大臣に麻生派の井上信治氏を起用。麻生副総理兼財務大臣、茂木外務大臣、萩生田文部科学大臣、梶山済産業大臣、赤羽国土交通大臣、小泉環境大臣、西村経済再生担当大臣、橋本五輪パラリンピック担当大臣の8人は再任される。
初入閣は5人、再入閣は4人、横滑りが3人となっている。先の総裁選挙で争った岸田前政務調査会長と石破元幹事長の派閥も含めて、党内に7つある全ての派閥からの起用となっている。
菅総裁は組閣を終えたあと、皇居での親任式と閣僚の認証式を経て記者会見を行い、初閣議に臨むことにしている。
閉じる
自民党・総裁選挙・菅官房長官・新総裁に選出(9月14日)
自民党の総裁選挙は国会議員と都道府県連の代表による投票の結果、菅官房長官が新しい総裁に選出された。
菅氏は、あさって衆議院と参議院両院の本会議で行われる総理大臣指名選挙を経て、第99代の総理大臣に就任する見通しとなった。
自民党の総裁選挙はきょう午後2時から国会議員と都道府県連の代表による投票が行われ、有効投票534票のうち菅官房長官が377票、岸田政務調査会長が89票、石破元幹事長が68票をそれぞれ獲得し、菅氏が新しい総裁に選出された。...
全部読む
自民党の総裁選挙は国会議員と都道府県連の代表による投票の結果、菅官房長官が新しい総裁に選出された。
菅氏は、あさって衆議院と参議院両院の本会議で行われる総理大臣指名選挙を経て、第99代の総理大臣に就任する見通しとなった。
自民党の総裁選挙はきょう午後2時から国会議員と都道府県連の代表による投票が行われ、有効投票534票のうち菅官房長官が377票、岸田政務調査会長が89票、石破元幹事長が68票をそれぞれ獲得し、菅氏が新しい総裁に選出された。
閉じる
今日投開票・菅官房長官・自民党新総裁に選出へ(9月14日)
安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙は、今日投開票が行われる。
菅官房長官が国会議員票の7割以上を固め、地方票でも大きく支持を広げて、合計の得票が過半数に達する見通しで、新しい総裁に選出されることが確実な情勢である。
安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙は、石破元幹事長、菅官房長官、岸田政務調査会長の3人が、394票の「国会議員票」と、47の都道府県連に3票ずつ割り当てられた141票の「地方票」の、計535票をめぐって選挙戦を繰り広げてきた。...
全部読む
安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙は、今日投開票が行われる。
菅官房長官が国会議員票の7割以上を固め、地方票でも大きく支持を広げて、合計の得票が過半数に達する見通しで、新しい総裁に選出されることが確実な情勢である。
安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙は、石破元幹事長、菅官房長官、岸田政務調査会長の3人が、394票の「国会議員票」と、47の都道府県連に3票ずつ割り当てられた141票の「地方票」の、計535票をめぐって選挙戦を繰り広げてきた。
今日は午後2時から東京都内のホテルで両院議員総会が開かれ、国会議員と都道府県連の代表による投票が行われる。
そして、午後3時半ごろに開票結果が発表され、新しい総裁が選出される見通しである。
情勢は、国会議員票で菅官房長官が細田派、麻生派、二階派、石原派のほとんどと、竹下派の多くの議員から支持を得ている。また、谷垣グループや、無派閥の議員からも支持を集め、菅官房長官は国会議員票の7割以上を固めている。
これに対し、岸田政調会長は岸田派に加え、谷垣グループと無派閥の議員の一部から支持を集め、石破元幹事長は、石破派のほか、無派閥議員、竹下派、谷垣グループの一部が支持している。
一方、地方票については、菅官房長官は、北海道や東京、沖縄でそれぞれ3票を確保するなど、これまでに52票を獲得して大きく支持を広げている。
これに対し、石破元幹事長は、地元の鳥取で3票を確保するなど、これまでに27票を獲得し、岸田政調会長は、地元の広島で3票を確保するなど、これまでに8票の獲得に留まっている。
このように菅官房長官は、国会議員票と地方票の合計の得票が過半数に達する見通しで、石破元幹事長と岸田政調会長を抑えて新しい総裁に選出されることが確実な情勢である。
総裁選出を受けて、菅官房長官は直ちに幹事長や総務会長など党役員の人事の検討に入り、明日正式に決定する見通しである。
そして、明後日招集される臨時国会で、衆参両院の本会議での総理大臣指名選挙を経て、第99代の総理大臣に就任する運びである。
閉じる
菅官房長官・“携帯電話事業者の電波利用料引き上げも”(9月13日)
携帯電話の料金について菅官房長官は民放の番組で大手3社による寡占状況が続いているとして各社の価格競争が十分に働かない場合は携帯電話の事業者などが国に支払う電波利用料の引き上げを含めた対応も必要だという考えを示した。
この中で菅官房長官は「携帯電話の事業は大手3社による寡占状況が続いている」と指摘した。
そのうえで「総務大臣と相談しながら法改正によって非常に透明で競争できる仕組みを作り取り組みを行っているが、いまだに携帯料金は高い。...
全部読む
携帯電話の料金について菅官房長官は民放の番組で大手3社による寡占状況が続いているとして各社の価格競争が十分に働かない場合は携帯電話の事業者などが国に支払う電波利用料の引き上げを含めた対応も必要だという考えを示した。
この中で菅官房長官は「携帯電話の事業は大手3社による寡占状況が続いている」と指摘した。
そのうえで「総務大臣と相談しながら法改正によって非常に透明で競争できる仕組みを作り取り組みを行っているが、いまだに携帯料金は高い。電波利用料の見直しはやらざるをえない」と述べ、「各社の価格競争が十分に働かない場合は携帯電話の事業者などが国に支払う電波利用料の引き上げを含めた対応も必要だ」という考えを示した。
閉じる
菅官房長官”将来消費税上げざるを得ず”(9月11日)
菅官房長官は昨夜、テレ東のWBSで、少子高齢化社会の中で人口減少は避けられないとして、行政改革を徹底したうえで将来的には消費税率を引き上げざるを得ないという認識を示した。
「岸田政権」内の検索