【北朝鮮を追う】
北朝鮮が盗んだ暗号資産・過去最多(2月8日)
北朝鮮が精巧なサイバー技術を駆使し、1年間で最も多くの暗号資産を盗んだとされている。
国連安全保障理事会の専門家パネルは今年春に公表する年次報告書を6日までに安保理に提出。
その中で過去のどの年よりも多く益々精巧な技術を駆使して金融情報などを盗んでいると指摘している。またロイター通信は盗まれた暗号資産の総額は10億ドルとも推定されると伝えている。
北朝鮮・軍創設から75年・軍事パレード実施か(2月8日)
北朝鮮は朝鮮人民軍の創設から75年の節目となるきょう、国を挙げた祝賀行事を行う見通し。
これに関連して米国の研究グループが先月公開した衛星写真には、首都ピョンヤンの広場で隊列を組んだ行進の予行練習とみられる様子が写っていて、大規模な軍事パレードを実施するとの見方が強まっている。
軍事パレードが実施されるなら、朝鮮人民革命軍の創設から90年を迎えた去年4月以来となり、新型兵器が登場するか、キムジョンウン総書記が演説を行うかが注目される。
北朝鮮“戦争準備態勢を整備”決定(2月7日)
北朝鮮は朝鮮労働党の中央軍事委員会の拡大会議をきのう開き、軍の訓練を絶えず強化し戦争準備態勢をより厳格に整えることなどを決めた。軍の創設からあすで75年となるのを前に軍部内の結束を図るとともに抑止力の強化を進める日米韓3か国への対決姿勢を示すねらいがあると見られる。
北朝鮮国営の朝鮮中央テレビはキムジョンウン総書記の出席のもとできのう開かれた党の中央軍事委員会の拡大会議のもようをきょう放送し、「ことしの主要な軍事政治の課題と軍建設の方向に関する長期的な問題が話し合われた」と伝えた。...
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北朝鮮は朝鮮労働党の中央軍事委員会の拡大会議をきのう開き、軍の訓練を絶えず強化し戦争準備態勢をより厳格に整えることなどを決めた。軍の創設からあすで75年となるのを前に軍部内の結束を図るとともに抑止力の強化を進める日米韓3か国への対決姿勢を示すねらいがあると見られる。
北朝鮮国営の朝鮮中央テレビはキムジョンウン総書記の出席のもとできのう開かれた党の中央軍事委員会の拡大会議のもようをきょう放送し、「ことしの主要な軍事政治の課題と軍建設の方向に関する長期的な問題が話し合われた」と伝えた。会議では「つくり出された情勢に対処して軍の訓練を絶えず強化し、戦争準備態勢をより厳格に整えることなどを決めた」ということ。
また、キム総書記は軍に対し「党の闘争課題を無敵の軍事力で力強く支えることに期待と確信を示した」としている。さらに軍の機構編成についても討議されたということで映像ではキム総書記の後ろに新型のICBM大陸間弾道ミサイル級の火星17型があしらわれミサイル総局と記された旗が確認できることから軍に新設された組織の可能性がある。
北朝鮮指導部としては軍の創設からあすで75年となるのを前に軍部内の結束を図るとともに抑止力の強化を進める日米韓3か国への対決姿勢を示すねらいがあると見られる。
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軍事侵攻まもなく11か月・北朝鮮・ロシアに兵器提供か(1月21日)
ロシア側への兵器提供を巡っても新たな情報。米国・ホワイトハウスが20日公開した衛星写真に写っているのは、ロシアの貨物列車と見られる。
積まれているのは、北朝鮮からロシアの民間軍事会社「ワグネル」に提供された兵器だとされている。米国は、ワグネルが残虐行為や人権侵害を続けているとして、国際的な犯罪組織に指定し、制裁を科すとしている。
ホワイトハウスはこれまでもワグネルが、北朝鮮から歩兵用のロケット弾などを調達していると非難。...
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ロシア側への兵器提供を巡っても新たな情報。米国・ホワイトハウスが20日公開した衛星写真に写っているのは、ロシアの貨物列車と見られる。
積まれているのは、北朝鮮からロシアの民間軍事会社「ワグネル」に提供された兵器だとされている。米国は、ワグネルが残虐行為や人権侵害を続けているとして、国際的な犯罪組織に指定し、制裁を科すとしている。
ホワイトハウスはこれまでもワグネルが、北朝鮮から歩兵用のロケット弾などを調達していると非難。ワグネルは東部ドネツク州のウクライナ側の拠点バフムトではロシア軍と共に、さらなる攻勢に向けた動きを見せている。
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北朝鮮・最高人民会議・軍事力強化の予算決定(1月19日)
北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、首都ピョンヤンで各地の代表からなる最高人民会議がきのうまでの2日間開かれたと伝え、19日に会議の映像を放送した。キムジョンウン総書記は出席せずことしの国の事業や予算などを決定したという。
ことしの国防費については、国防建設を最優先とした去年と同じく、支出総額の15.9%をあてる見込みだとしていて、米国などを念頭に「わが党の国防建設戦略の遂行を保証し、敵対勢力のいかなる脅威と挑戦にも対処できる」と強調した。...
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北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、首都ピョンヤンで各地の代表からなる最高人民会議がきのうまでの2日間開かれたと伝え、19日に会議の映像を放送した。キムジョンウン総書記は出席せずことしの国の事業や予算などを決定したという。
ことしの国防費については、国防建設を最優先とした去年と同じく、支出総額の15.9%をあてる見込みだとしていて、米国などを念頭に「わが党の国防建設戦略の遂行を保証し、敵対勢力のいかなる脅威と挑戦にも対処できる」と強調した。
キム総書記は、先月末に開かれた党の総会での演説で、建国から75年となることし、新型のICBM(大陸間弾道ミサイル)をはじめとする核ミサイル開発に一段と拍車をかける姿勢を示していて、今回の会議ではこうした方針に従って、予算が決定された形。
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