【北朝鮮を追う】
北朝鮮・国連安保理制裁委が緊急会合・米国と中国とロシア・今後の対応で溝(3月27日)
北朝鮮の弾道ミサイル発射後、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会が26日に緊急会合をオンラインで開き、議長国のノルウェーはツイッターに“北朝鮮は意味ある対話を行い非核化に向け確かな措置をとらねばならない”とミサイル発射を非難する声明を出した。
米国は制裁委員会に対し発射に関する調査を要請、制裁強化を視野に独自資料提出する考えを示した。
一方で中国とロシアは拙速な行動控え、長期的な視野に立って制裁を緩和すべき”などと主張。...
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北朝鮮の弾道ミサイル発射後、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会が26日に緊急会合をオンラインで開き、議長国のノルウェーはツイッターに“北朝鮮は意味ある対話を行い非核化に向け確かな措置をとらねばならない”とミサイル発射を非難する声明を出した。
米国は制裁委員会に対し発射に関する調査を要請、制裁強化を視野に独自資料提出する考えを示した。
一方で中国とロシアは拙速な行動控え、長期的な視野に立って制裁を緩和すべき”などと主張。米国、中国、ロシアの間で意見が分かれた。
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米国・バイデン大統領“北朝鮮は安保理決議違反”(3月26日)
北朝鮮のミサイル発射についてバイデン大統領はホワイトハウスで開いた就任後初の記者会見で、発射されたミサイルは国連安保理の決議に違反するとコメントした。
弾道ミサイルの発射を禁じた国連安保理決議に違反すると述べ、北朝鮮が事態をエスカレートさせれば相応の対応をすると警告した。
またバイデン大統領は北朝鮮の非核化に向けて同盟国と連携し対応していくと強調した。
ミサイル発射を受けて国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会は米国の要請に基づいて、緊急会合の開催を決めた。
安保理メンバーのうち特に米国や中国がどのような立場を示すのかが焦点となる。
北朝鮮から弾道ミサイルの可能性あるもの発射(3月25日)
政府は先ほど、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表した。
政府は日本の領域には飛来せず、排他的経済水域にも落下しないものと推定されるとし、引き続き情報の収集や分析、警戒監視に全力を挙げるとしている。
北朝鮮の弾道ミサイル発射が確認されるのは去年3月29日以来でことしに入って初じめてである。
北朝鮮複数の短距離ミサイル先週末に発射・米国メディアが報じる(3月24日)
米国の有力紙、ワシントンポストは23日、関係者の話として、北朝鮮が先週末、複数の短距離ミサイルを発射したと報じた。
また、ABCテレビは当局者の話として、北朝鮮が今月20日土曜日か、21日日曜日に、2発の短距離ミサイルを発射したと報じた発射した場所や落下地点について、詳しいことは伝えていない。
報道について米国国防総省のカービー報道官は23日の記者会見で、現時点でコメントできることはないと述べた。...
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米国の有力紙、ワシントンポストは23日、関係者の話として、北朝鮮が先週末、複数の短距離ミサイルを発射したと報じた。
また、ABCテレビは当局者の話として、北朝鮮が今月20日土曜日か、21日日曜日に、2発の短距離ミサイルを発射したと報じた発射した場所や落下地点について、詳しいことは伝えていない。
報道について米国国防総省のカービー報道官は23日の記者会見で、現時点でコメントできることはないと述べた。
北朝鮮のミサイル発射が確認されれば、バイデン政権の発足以降初めてで、外交活動を活性化させるバイデン政権をけん制する狙いがあるとみられる。
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北朝鮮・核ミサイル開発強調・米国とは“対決と対話”(1月16日)
北朝鮮の国営テレビは軍事パレードの映像をきのう放送し「北極星5」と記されたSLBM=潜水艦発射弾道ミサイル)などを公開した。
北朝鮮は軍事パレードを去年10月に行ったばかりで短い間隔での実施は異例。米国・バイデン新政権発足を控え、核ミサイル開発を強化する姿勢を強調した。
一方、ICBM=大陸間弾道ミサイルは軍事パレードに搭乗しなかった。
あすには最高人民会議が開かれることになっていて、北朝鮮としては制裁や新型コロナの感染対策などで経済に大きな影響が出る中、一連の行事を通じ金正恩総書記の求心力を一段と高めたい狙いがあるとみられる。
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