拉致被害者家族・バイデン大統領と面会(5月24日)
北朝鮮に拉致された被害者の家族はきのう午後、バイデン大統領と面会した。面会は迎賓館で約30分間行われた。
家族は面会の後、会見を開いた。家族会の代表・横田めぐみの弟・拓也は「失われた時間を取り戻すべく闘っている中で、米国そして大統領の温かい志をもらえたことは感謝の気持ちでいっぱい」と述べた。面会の際、高齢のため椅子に座っていたという横田めぐみの母親・早紀江は「バイデン大統領から腰をかがめて話しかけてくださって、びっくりして立ち上がったが本当にお優しい方だとありがたく思った」と述べた。...
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北朝鮮に拉致された被害者の家族はきのう午後、バイデン大統領と面会した。面会は迎賓館で約30分間行われた。
家族は面会の後、会見を開いた。家族会の代表・横田めぐみの弟・拓也は「失われた時間を取り戻すべく闘っている中で、米国そして大統領の温かい志をもらえたことは感謝の気持ちでいっぱい」と述べた。面会の際、高齢のため椅子に座っていたという横田めぐみの母親・早紀江は「バイデン大統領から腰をかがめて話しかけてくださって、びっくりして立ち上がったが本当にお優しい方だとありがたく思った」と述べた。
また、バイデン大統領が「ハグしていいですか」と声をかけ抱き合ったという。バイデン大統領は2人の子どもを亡くしている。面会では家族を失うつらさをかたる場面もあった。松本京子の兄・猛は「妹のことを申し上げたときに大統領が財布を出して子どもを2人亡くしているという写真が出てきて、私は当初から涙が出たが、その涙が途切れることなく」と述べた。
大統領は出席した全ての被害者家族に言葉をかけたという。横田めぐみの母親・早紀江は「もう86歳で来年になると主人が亡くなったのと同じ年になる。どうなるか分からないといつも思っている。本当にひと目会いたいと。私はとにかくめぐみに会いたい。『みんなで力をあわせたいのでご尽力をお願いします』とお願いした」と述べた。
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日米首脳会談“抑止力と対処力・早急に強化”(5月23日)
岸田総理大臣は日本を訪れている米国・バイデン大統領と日米首脳会談を行った。バイデン大統領は午前10時過ぎ、天皇皇后両陛下のお住まいの御所に到着、会見は御所の小広間で約30分間行われた。
このあと、バイデン大統領が向かった東京・港区の迎賓館では岸田総理大臣が出迎えた。両首脳は、陸上自衛隊の儀仗隊による栄誉礼を受けた。
午前11時過ぎから日米首脳会談を行った。両首脳は昼食をともにしながら意見を交わし、会談は午後1時15分ごろに終了。...
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岸田総理大臣は日本を訪れている米国・バイデン大統領と日米首脳会談を行った。バイデン大統領は午前10時過ぎ、天皇皇后両陛下のお住まいの御所に到着、会見は御所の小広間で約30分間行われた。
このあと、バイデン大統領が向かった東京・港区の迎賓館では岸田総理大臣が出迎えた。両首脳は、陸上自衛隊の儀仗隊による栄誉礼を受けた。
午前11時過ぎから日米首脳会談を行った。両首脳は昼食をともにしながら意見を交わし、会談は午後1時15分ごろに終了。会談後、両首脳はそろって記者会見。
岸田総理大臣はウクライナ情勢を巡り、力による一方的な現状変更の試みはいかなる場所であれ断じて許容できないとしてG7(主要7か国)をはじめ、国際社会とともに引き続ききぜんと対応し、ウクライナ政府と国民を全力で支えていくことを改めて確認したと説明。
ウクライナ情勢がインド太平洋地域に及ぼす影響も議論し、中国の東シナ海や南シナ海での力を背景とした現状変更の試みに強く反対するとともに、人権問題を含めた中国を巡る諸課題への対応に引き続き日米で緊密に連携していくことで一致したと明らかにした。
台湾を巡っては両国の基本的な立場に変更はないことを確認し、国際社会の平和と繁栄に不可欠な要素である台湾海峡の平和と安定の重要性を強調するとともに、両岸問題の平和的解決を促したと述べた。覇権主義的行動を強める中国などを念頭に日米両国の抑止力と対処力を早急に強化することを確認。
北朝鮮を巡ってICBM(大陸間弾道ミサイル)級の弾道ミサイル発射をはじめ、核ミサイル問題について深刻な懸念を共有したうえで、日米、日米韓で一層緊密に連携していくことを確認したと述べた。
日本の防衛力を抜本的に強化する決意を示し、防衛費を増額するとともに、反撃能力を含め、あらゆる選択肢を排除しないという方針を伝え、バイデン大統領から強い支持を得たと明らかにした。
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岸田首相・G7サミット・広島市で開催・バイデン大統領に伝える(5月23日)
岸田総理大臣は来年日本で開催されるG7サミット・主要7か国首脳会議について広島市で開催する方針を固め、日米首脳会談で米国・バイデン大統領に伝えたことがわかった。そしてバイデン大統領から支持を得たとのこと。
バイデン大統領・日本の常任理事国入り支持(5月23日)
岸田総理大臣とバイデン大統領の日米首脳会談で、両首脳が安全保障理事会を含めた国連の改革と強化の必要性で一致し、バイデン大統領から安保理改革が実現した場合には日本が常任理事国になることに支持が表明されたことがわかった。
きょう日米首脳会談・抑止力と対処力強化へ(5月23日)
昨夕、米国・バイデン大統領は日本に到着、東京の横田基地に到着し大統領選用ヘリ「マリーンワン」に乗り込み、東京・港区へ。バイデン大統領を一目見ようと沿道には多くの人、警視庁は米国大統領の来日時としては最大規模の厳重な警戒にあたっている。そして6時半前に宿泊先のホテルに入った。
日米首脳会談ではウクライナ情勢を巡って意見を交わし、引き続きG7で結束しロシアに対する厳しい制裁やウクライナへの支援を継続する方針を確認するものとみられる。...
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昨夕、米国・バイデン大統領は日本に到着、東京の横田基地に到着し大統領選用ヘリ「マリーンワン」に乗り込み、東京・港区へ。バイデン大統領を一目見ようと沿道には多くの人、警視庁は米国大統領の来日時としては最大規模の厳重な警戒にあたっている。そして6時半前に宿泊先のホテルに入った。
日米首脳会談ではウクライナ情勢を巡って意見を交わし、引き続きG7で結束しロシアに対する厳しい制裁やウクライナへの支援を継続する方針を確認するものとみられる。
ロシアの軍事侵攻や中国の覇権主義的行動など「法の支配に基づく国際秩序が挑戦を受けている」との認識のもと、日米同盟をいっそう揺るぎないものとする方針で一致し、中国などを念頭に日米両国の抑止力と対処力を強化する方針を確認する見通し。
バイデン大統領は日本滞在中、中国への対抗を念頭に置いたIPEFの立ち上げに向けた協議の開始を表明する見通しで、岸田総理は参加の意向を伝える方針。
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