【米国バイデン政権】
米国・FRB・0.5%利上げ決定(5月5日)
米国の中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は4日まで開いた会合で22年ぶりとなる0.5%の大幅利上げと量的引き締めと呼ばれる金融資産の圧縮に乗り出すことを決めた。
コロナ禍の量的緩和策では市場から国債などを買い入れ、大量の資金を供給していた。米国ではウクライナ情勢も影響し消費者物価は40年ぶりの高い水準となっていて、FRBは2つの金融引き締め策でインフレの抑え込みを急ぐ構え。
米国3月の貿易統計・対ロシア輸出80%近い大幅な減少(5月5日)
米国商務省が4日に発表した3月の貿易統計によると、ロシアへの輸出品の総額は1億100万ドル日本円でおよそ130億円と前の年の同じ月と比べて78.8%少ない大幅な減少になった。
米国のバイデン政権がロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けて防衛や航空産業のハイテク製品をロシアに輸出できないようにする制裁措置を発動したことなどが影響している。 またロシアからの輸入品は前の年の同じ月と比べて7.5%増えたが、伸び率は2月に比べて縮小していて今後、ロシア産の原油やダイヤモンドなどの輸入禁止措置の影響が本格的に表れてくるとみられる。 ホワイトハウス夕食会・現職大統領の出席は6年ぶり(5月2日)
米国・ホワイトハウスで新型コロナの影響で2年間中止されていた記者会主催の夕食会が開かれ、ことしはバイデン大統領が出席した。
前任のトランプ前大統領はメディアとの対立から出席を拒否していたため現職大統領の出席は6年ぶり。ABCニュースのカール記者が議会乱入事件の報道を認められ表彰された。ウクライナの戦争取材中に命を落としたジャーナリストが追悼された。 夕食会ではコロナ対策で出席者全員ワクチン接種と陰性証明書の提示を義務付けられた。...
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ウクライナ軍事・人道支援強化・米国大統領“330億ドル追加予算”議会承認求める(4月29日)
米国のバイデン大統領は、ウクライナへの軍事面や人道面での支援強化の為、330億ドル(日本円で約4兆3000億円)に上る大規模な追加予算の承認を議会に求めると発表し、軍事侵攻の長期化が懸念される中、支援を続けていく考えを強調した。
米国・ウクライナ支援・追加予算内訳を紹介。米国議会は3月、兵器供与・人道支援に総額136億ドルの予算案を可決しているが、今回の規模はその2倍以上に上る。
バイデン大統領・来月・日韓訪問(4月28日)
松野官房長官の発表によるとバイデン大統領が日本を訪れるのは来月22日から3日間。23日に岸田総理大臣との日米首脳会談を行うほか、24日には日本、米国、両国にオーストラリアとインドを加えた4か国の枠組み「クアッド」の首脳会合も開かれる予定。バイデン大統領が日本を訪れるのは就任後初めて。
ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアや、覇権主義的行動を続ける中国への対応で連携を確認するほか、自由で開かれたインド太平洋実現へ協力強化。...
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