【日本の技術】
日本発宇宙ベンチャー・ispaceが目指すものとは(12月12日)
月は近年、人類が宇宙での活動領域を広げる上で拠点となる場所に位置づけられ、国家間の競争が激化している。
こうした中、米国・フロリダから米国のスペースXのロケットが打ち上げに成功した。この中には日本の宇宙ベンチャー・ispaceの無人着陸機「HAKUTO-R」が搭載されている。「HAKUTO-R」は日本が得意とする高度で精密な機械制御技術と最新IT技術の結晶で約5カ月かけて世界初の民間による月面着陸を目指している。...
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世界初の民間による月面着陸へ“新しいステージにわくわく”(12月12日)
東京のベンチャー企業、ispaceが開発した月着陸船は、日本時間のきのう夕方、米国の民間企業・スペースXのロケットに搭載され、フロリダ州の発射場から打ち上げられた。月着陸船は、ロケットから分離されたあと、地上との通信状況のほか、機体の姿勢なども安定しているという。
ispaceは、世界初の民間による月面着陸を目指していて順調に進めば、来年4月末に月への着陸に挑む予定。また、搭載した小型ロボットによる月探査なども計画されている。...
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半導体新会社・ベルギー研究機関と連携へ(12月6日)
トヨタ自動車やNTTなど、日本の主要企業8社(他:デンソー、ソニーグループ、NEC、ソフトバンク、キオクシア、三菱UFJ銀行)が出資する半導体の新会社・Rapidusは、これまで日本の半導体産業が優れた技術を持つ海外勢と連携してこなかったことを教訓に、欧米との共同研究を加速させる方針。
関係者によると、今回、その第一弾として、ベルギーの研究機関・imecと技術協力を進めることになり、きょう、両者のトップが西村経済産業大臣らの立ち会いのもと、覚書を交わすことにしている。 imecには、先端半導体の開発に欠かせない、回路の幅をできるだけ細くする技術に強みがあるという。新会社としては、5年後をメドに先端半導体の量産化を目指しており、ほかの研究機関や企業とも技術的な関係を強化していく方針。 誰でも“顔パス”・NECが新技術(12月1日)
多数の人物に対して同時に顔認証を行う技術が開発された。NECが開発したもので、歩く方向などを予測しながら追跡し、顔が見えた瞬間に認証を行う仕組み。1分間に100人以上の認証が可能で、再来年度の実用化を目指している。“アバターにリアルな動き”新技術(12月1日)
ネット上で人の分身となるアバターについて。みずからの手足の動きをアバターの動きとして再現する技術が開発された。
この製品はソニーが開発したもので直径3センチ余りの6つの小型のセンサーを頭や腕、足などに取り付けて使う。ステップを踏んだり、腕を上げたりするとオンライン上のアバターが正確に再現して同じ動きをするということでインターネット上の仮想空間メタバースでアバターに動きをつける際などさまざまな場面で活用できるとしている。 「日本の技術」内の検索 |