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2024年04月20日(土)
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【Globali】
 

中国国営メディア、東ティモールとの領有権問題で二枚舌を使う豪州は南シナ海領有権問題に口を挟むなと脅し【豪州・中国メディア】(2018/01/02)

既報どおり、習近平(シー・チンピン)国家主席の第2期目が盤石となって以降、中国は着々と東・南シナ海域制圧に向け、新規中型輸送機・新型誘導ミサイル搭載フリゲート艦をそれぞれ配備し、更に、海上偵察部隊を強化している。そしてこの程、域外国の干渉は許さじと頑なな対応をしてきた日米に加えて、新たに豪州に対しても厳しい対応を打ち出そうとしている。すなわち、中国国営メディアの論説面で、南シナ海でフィリピンと合同演習を展開した豪州に対して、インド洋東端のティモール海における東ティモールとの領有権問題で“ダブル・スタンダード(二枚舌)”を取っていると非難した上で、中国との貿易で最大の恩恵を得ている以上、経済制裁もちらつかせて豪州を懲らしめるべきと形振り構わぬ強硬論を展開した。

12月31日付中国『環球時報』:「張也氏:南シナ海への干渉で豪州の窮状が増々深刻化」  
 以下は、中国海洋研究所研究員の張也(チャン・イエ)氏の論説である;

豪州はかつて、労働党政権であったケビン・ラッド(2007~2010年)及びジュリア・ギラード(2010~2013年)の両元首相時代、南シナ海領有権問題に関して中立であった。  

 しかし、近年、特に米国が“航行の自由作戦”を打ち出してからは、豪州も方針を変更して南シナ海に干渉するようになった。...
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米・ロシア・豪州・中国メディア;今年も緊張が続く南シナ海(2017/01/09)

中国は、対中国強硬派のトランプ新大統領就任前に、国内初の空母を使って南シナ海で軍事訓練を実施して、同海域におけるプレゼンスを高めようとしている。一方米国は、中国を逆なでするように台湾の蔡総統の訪米を受け入れ、中国に揺さぶりを掛けている。また、日本も日米同盟の継続・強化に期待して、米国のアジア戦略に貢献できるよう、東南アジア諸国との軍事連携の進捗に努めている。更にフィリピンのドゥテルテ大統領は、親ロ派とみられるトランプ大統領に期待しながらも、中国のみならずロシアに擦り寄っていくことで、対中交渉を有利に運ぼうと画策している。

1月9日付米『AP通信』:「南シナ海をめぐる最近の情勢」
「●中国は、東南アジアの近隣小国に睨みを利かせるべく、国内初の空母“遼寧(リャオニン)”(2012年就役)を南シナ海に派遣して、初の艦載機の離着陸訓練を実施。  
●中国外交部(省に相当)の華春瑩(ホァ・チュンイン)報道官は、“遼寧”の南シナ海航行は、国際法に基づく航行の自由原則に準じているとコメント。  
●これに対して、安倍晋三首相の真珠湾訪問に随行した高官は、日米両首脳は会談の中で、中国空母の活動について懸念を表明したとコメント。...
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