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2024年04月20日(土)
最新TV速報
【Globali】
 

抗ガン剤プリチデプシンが対コロナ治療薬として有効であることが確認される(2021/02/03)

米国、フランス、スペインの多くの研究機関に所属する研究者の大規模なチームが、抗ガン剤として開発されたプリチデプシンという薬が、治療薬として既に承認されているレムデシビルよりも新型コロナウイルス治療に効果があることを発見した。学術誌「サイエンス」に1月25日に掲載された論文で、プリチデプシンに関する調査した内容とその結果が紹介されている。

医療ニュースサイト『メディカル・エクスプレス』によると、新型コロナウイルスの治療薬の開発のために、医学研究者らは、FDAなどの機関によってすでに承認されている薬に注目してきた。既存の薬を新しい目的で使用することは、新薬の開発、テスト、および試行よりもはるかに迅速だからだ。その努力の一環として、レムデシビルという薬がコロナに有効であることが発見されている。

今回、新たに新型コロナウイルスに対する有効性が確認されたプリチデプシンは、現在多発性骨髄腫(骨髄腫の一種)の治療に使用されている薬剤であるが、新型コロナウイルスの患者のウイルス量を減らすのに効果的であることが判明した。...

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WHOがポリオ撲滅達成のため、ワクチンを変更(2016/04/18)

ポリオは、ウィルスによって感染する病気の一つで、小児麻痺とも呼ばれている。このウィルスに感染しても多くの場合は症状が出ないか、出たとしても風邪や胃腸炎に似た症状だけで済むことが多い。しかしながら、感染者の1000人~2000人に一人は手足に麻痺が残るという。この病気が小児麻痺と呼ばれるのは、5歳以下の小児が多く(約90%以上)感染するためであるが、成人も感染しうる病気であることがわかっている。主な感染源は患者の便から排出されるウィルスによるとされ、現在世界各地でポリオワクチンの接種が行われている。ポリオはウイルス接種によりほとんどの国で根絶されつつあり、現在はパキスタンとアフガニスタンでごく少数の患者が出ているのみである。しかしながら、患者数がたとえ少数であっても、根絶されない限りは再び流行する危険性があるため、世界保健機関(WHO)はポリオ撲滅のキャンペーンを展開してきた。そして、今週からワクチンの型を変更し、ポリオ撲滅のためのラストスパートをかけている。各メディアは次のように報じている。

4月16日付『PBS』(米)によれば、ポリオには3つの型があり、それぞれ1型、2型、3型とされ、全ての型に対応したワクチンは3価型と呼ばれる。しかし現在2型のポリオは撲滅済みとされ、2型を含んだワクチンの接種は無意味どころか、2型のポリオの流行を引き起こす可能性を有する。そのため、2型を排除したワクチン(2価ワクチン)を世界150か国で今週から導入する予定だという。このキャンペーンはWHO、米国疾病対策センター、ビル・アンド・メリンダゲイツ財団主導で行われるという。...
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