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2024年03月29日(金)
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【Globali】
 

フランスメディアが見る米・キューバ和解

米国とキューバが、1961年キューバ危機以来断絶していた国交を再開すると発表した。対ロシア政策、共産主義国の中国とベトナムとの力関係、オバマ大統領の国交回復の発表に激怒する米国共和党と、様々な思惑が報じられるが、ローマ・カトリックの影響が大きいフランスでは、各メディアが歴史的和解の背後で、ローマ法王フランシスコが中心的な役割を果した事に注目する。

『ラクロワ紙』は「オバマ大統領とラウル・カストロ議長は17日に、1960年以来断絶していた米国とキューバの国交再開を同時に発表」し、「“歴史的”和解に着手するため、オバマ大統領はケリー国務長官に議論の即刻開始を要請し、1962年以来の経済制裁削減を目指す」と報じる。『ルモンド紙』は「ローマ法王フランソワは、キューバと米国の和解の中心」と題し、両国和解は「外交関係の回復に貢献したバチカンの数か月に渡る仲裁の成果」と評する。...
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フランスメディアが見るパレスチナ国家の承認

スウェーデン、英国、スペインに続き、フランス国民議会で、パレスチナ国家承認の決議案が採択された。ユダヤ系が影響力をもつ米国との関係や、ユダヤのホロコーストを経験した欧州の地政学と中東政策に、どう影響するのか?フランスメディアは、次の通り報じている。

『ラクロワ紙』は「フランス国民議会は12月2日に、紛争の最終的解決を得るために、賛成339票、反対151票で、与党社会党のパレスチナ国家承認の決議案を承認した」と報じる。決議案について、『レゼコー紙』は「象徴的で論戦的な決議案は、政府に対して法的拘束力がない」としながらも、「パレスチナ国家承認が欧州でより広く刻み込まれ、イスラエルを交渉再開に向かわせるという考えが広まる」と評し、「交渉はこの春の米国による仲裁の失敗以来、膠着状態」と伝える。...
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