米・ロシア・中国メディア;大西飛行士らが無事帰還(2016/11/01)
4ヵ月の国際宇宙ステーション(ISS、注後記)での任務を全うした、大西卓哉飛行士含めた3人の宇宙飛行士が無事に地球に帰還した。中国含めて、多くの国で一斉に報道されている。
10月30日付米
『CNNニュース』:「宇宙飛行士がISSより地球に帰還」
「●米国人のケイト・ルビンズ、日本の大西卓哉、ロシアのアナトリー・イワニシン3飛行士を乗せたロシアの帰還カプセルが10月30日朝、カザフスタンの草原に無事着陸。
●3人はISSで115日間の任務を全う。」
同日付米
『UPI通信』:「3人の宇宙飛行士がISSでの115日間の任務を終えて無事帰還」
「●今回、3人の飛行士はISSの増強含めたミッションNo.49を無事完了。...
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10月30日付米
『CNNニュース』:「宇宙飛行士がISSより地球に帰還」
「●米国人のケイト・ルビンズ、日本の大西卓哉、ロシアのアナトリー・イワニシン3飛行士を乗せたロシアの帰還カプセルが10月30日朝、カザフスタンの草原に無事着陸。
●3人はISSで115日間の任務を全う。」
同日付米
『UPI通信』:「3人の宇宙飛行士がISSでの115日間の任務を終えて無事帰還」
「●今回、3人の飛行士はISSの増強含めたミッションNo.49を無事完了。
●なお、10月22日にISSに乗り込んだロシアのアンドレ―・ボリチェンコ、セルゲイ・リチコフ、及び米航空宇宙局(NASA)のロバート・キンブロー3飛行士は引き続きISSに滞在し研究継続。
●また、NASAのペギー・ウィトゥソン、欧州宇宙機関(ESA)のトーマス・ペスクエ、ロシア宇宙庁のオレグ・ノビツキー3飛行士が11月17日にISSに向けて出発。」
10月31日付ロシア
『ロシア・ヘラルド』紙:「3人の宇宙飛行士が4ヵ月のISS任務を終えて地球に帰還」
「●ミッションNo.49において、NASAのルビンズ飛行士は、モルモットを使ってウィルス・バクテリアDNAの宇宙空間での配列詳細を特定することに成功。
●これによって、ISSでの危険な微生物や宇宙での病気の特定が可能。」
10月30日付中国
『中央テレビ』:「3宇宙飛行士を乗せたソユーズ宇宙船がカザフスタンに着陸」
「●3飛行士は、今年7月から115日間ISSで任務を全う。
●同宇宙船は、ISSから切り離されてから3時間半で地球に着陸。」
(注)ISS:米国、ロシア、日本、カナダ及びESA が協力して運用している宇宙ステーションで2011年7月組み立て完了し運用開始。地球及び宇宙の観測、宇宙環境を利用した様々な研究や実験を行っており、目下のところ2024年まで運用予定。
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ロシアとサウジアラビア、原油価格安定で合意(2016/09/05)
OPECは9月27日、28日に臨時の会合をアルジェリアで開催し、非OPECのロシアも参加して原油増産凍結について再度話合う予定であるが、9月4日中国の杭州で開催されたG20首脳会議に出席中のロシアのプーチン大統領とサウジアラビアのサルマン副皇太子が会談し、原油市場安定化のために協力することで合意したと報じられた。増産凍結合意のためには、経済制裁前の水準に生産量を増やすまでは協力出来ないというイランをどう扱うかが焦点となっているが、イランのこのスタンスは変わっていない。ロシアのプーチン大統領はイランの態度に理解を示しており、サウジアラビアがこれを認めるかが鍵となる。
9月4日付
『ラジオ・フリー・ヨーロッパ/ラジオ・リバティ』は、「ロシアとOPECは増産凍結合意すべき:プーチン大統領語る」という見出しで、プーチン大統領はロシアとOPECが増産凍結による価格安定化で合意することを望むし、イランを参加させるかどうかについては解決することを期待すると9月2日付「ブルームバーグニューズ」
のインタビューで語ったと報じた。大統領は、(イランの参加について)経済合理性の観点から妥協が必要であり、誰しも納得出来ると思う。...
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9月4日付
『ラジオ・フリー・ヨーロッパ/ラジオ・リバティ』は、「ロシアとOPECは増産凍結合意すべき:プーチン大統領語る」という見出しで、プーチン大統領はロシアとOPECが増産凍結による価格安定化で合意することを望むし、イランを参加させるかどうかについては解決することを期待すると9月2日付「ブルームバーグニューズ」
のインタビューで語ったと報じた。大統領は、(イランの参加について)経済合理性の観点から妥協が必要であり、誰しも納得出来ると思う。それが世界のエネルギー市場にとり正しい結論であると信じる。また、杭州のG20でサウジのサルマン副皇太子にそのように呼びかけることもあり得る。副皇太子は信頼出来る人物であり、一旦合意すれば合意は守られる筈だと語ったと報じている。
9月4日付
『ブルームバーグビジネス』は、「ロシアとサウジアラビア、原油市場安定化への協力で合意」という見出しで、世界の二大原油生産国の首脳は具体案は示さなかったが、市場安定化のために協力することで合意したと報じた。プーチン大統領との会談後サウジのサルマン副皇太子はサウジとロシアの協力なしには原油市場の安定化は不可能と述べたが、3日前のプーチン大統領の市場安定化のためにロシアとサウジが合意することを望むと発言したことに対する副皇太子のコメントとなったと報じた。
9月4日付ロシアの
『スプートニク・インターナショナル』は、「ロシアとサウジアラビア抜きで世界原油市場安定化は不可能‐リヤド」という見出しで、杭州G20の際のプーチン大統領との会談で、サウジのサルマン副皇太子は、サウジとロシアが2大原油生産国であり、両国の参加なしに原油市場の安定政策はあり得ないと語ったと報じた。
9月4日付
『ロシア・ヘラルド』は、「イラン、OPEC会議を前にサウジアラビアに反論」という見出しで、イランの副石油相が土曜日生産能力一杯の生産を行う国があれば市場は安定しないと発言し、サウジと名指しにはしなかったが、暗にサウジを批判したと報じた。
イランの副石油相は、イランは制裁前の生産量を確保出来た後には協力する用意があると強調した。これはアルジェリアのエネルギー相がOPECの会議を前にイランのザンガネ石油相を訪問した後に発言したもの。アルジェリアのエネルギー相は、イランが増産凍結に合意するかどうかはともかくとして、会議への参加が重要であると語ったと報じている。
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