日本:地震発生から5日経過してから90代の被害者が無事に救出される(2024/01/08)
『フランス24チャンネル』1月7日付けによると、1月6日土曜日に能登半島地震で壊れた珠洲市の住宅の瓦礫から90代の女性が救出されたことを報じている。 日本の公共放送局、NHKによると、女性は意識があり、救出隊委員の質問に答えることができたという。 その後、女性は即座に病院に送られ、検査と治療を受けている。
警視庁の報道官がAFP通信社に伝えたところによると、90代の女性の救出は東京の警視庁と福岡県の警察の協力で実現した。
一方、救出隊による行方不明となった人たちの探索作業が依然として続いているが、降雪のため作業が困難を極めているという。
なお、瓦礫中から犠牲者の新たな発見で、地震で亡くなった人の数は、1月7日時点で128人となった。
1月7日において、新たな降雨や降雪が加わることにより、地滑りが発生することが懸念されている。...
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警視庁の報道官がAFP通信社に伝えたところによると、90代の女性の救出は東京の警視庁と福岡県の警察の協力で実現した。
一方、救出隊による行方不明となった人たちの探索作業が依然として続いているが、降雪のため作業が困難を極めているという。
なお、瓦礫中から犠牲者の新たな発見で、地震で亡くなった人の数は、1月7日時点で128人となった。
1月7日において、新たな降雨や降雪が加わることにより、地滑りが発生することが懸念されている。さらに、雨氷により地震で損壊した道路状況を悪化することが懸念されている。
日本の岸田首相は、1月7日の日曜日、NHKの番組を通じて、「被害地域の道路状況が悪化しているので、日本の自衛隊が、少人数で編成された部隊を孤立状態となった市町村にヘリコプターを使って派遣する。」と約束した。
さらに、岸田首相は、さらに「自衛隊による復旧作業に加えて、被災者の避難センターでのこれからの長期の滞在に備えて、宿泊施設環境や保険、衛生環境を改善していく必要がある。」と言明した。
1月7日、日曜日朝、能登半島地震で最も被害を受けた石川県で、停電となっている住宅の数は、約2万戸となっている。
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コビッド19:WHOはこの夏、ヨーロッパで高いレベルの感染再流行を警告(2022/07/01)
『フランス24』によると、世界保健機関(WHO)は呼吸器の疾患があった場合は周囲の人との距離を保ち、人が集まる場所ではマスク着用することを継続するように呼び掛けている。なお、殆どのヨーロッパ諸国ではオミクロン亜変異種BA.5に関連した感染流行が増加している。
WHOは6月30日にヨーロッパでこの夏、高いレベルのコビッド19感染流行が予想されると述べ、この1か月間で3倍近くも感染者が増えた結果を受け、ウイルス感染に対する監視を強化するように呼び掛けている。
WHOヨーロッパ支部長のハンス・クルーゲ氏は『AFP通信社』の取材に答えて「ヨーロッパの国々はこれまでの感染拡大防止のために設けていた社会制約を取り除いているのでウイルスは夏の間にまん延し易くなっている。...
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WHOは6月30日にヨーロッパでこの夏、高いレベルのコビッド19感染流行が予想されると述べ、この1か月間で3倍近くも感染者が増えた結果を受け、ウイルス感染に対する監視を強化するように呼び掛けている。
WHOヨーロッパ支部長のハンス・クルーゲ氏は『AFP通信社』の取材に答えて「ヨーロッパの国々はこれまでの感染拡大防止のために設けていた社会制約を取り除いているのでウイルスは夏の間にまん延し易くなっている。」と語った。さらに、「コビッド19ウイルスはヨーロッパ諸国が監視を止めたとしても消滅することはない。ウイルスは人々への感染を続けるとともに変異し、感染死に至らせる。」と付け加えた。
オミクロン亜変異種BA.5により誘発されてWHOヨーロッパ管轄地域の50か国で今週、1日当たりの感染者数は50万人まで増えた。一方、5月末の一日当たりの感染者数は15万人であった。
ところで、冬季の1日当たりの感染症による死者数が4000人~5000人近くであったが現在では500人近くの低い死亡者数となっていて、2020年夏季のレベルとなっている。なお、ヨーロッパの国々で感染者数の増加が際立っているのは、ポルトガル、ルクセンブルク、フランス、ギリシャ、キプロス、ドイツおよびオーストリアなどという。
WHOヨーロッパ支部長は、ヨーロッパ諸国がワクチン接種率を高め、集団免疫率を高めることと高齢者の感染リスクを低下させる方策が、これからの夏季での感染死亡者を増やさない上で重要であると強調した。
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