JCCテレビすべて
スペシャル Globali
2024年04月20日(土)
最新TV速報
【Globali】
 

習近平国家主席;米中貿易戦争では形勢不利な状況だが、南シナ海領有権では戦争も辞さじと強気発言【米・ロシアメディア】(2018/11/01)

既報どおり、習近平(シー・チンピン)国家主席は、米中貿易摩擦問題では、ドナルド・トランプ大統領のペースで一方的に押し切られそうになっていて、苦境に立たされているとみられる。それが証拠に、先週、7年振りに日本の首相として訪中した安倍晋三首相を熱烈歓迎し、これまでの安倍批判を引込めて、経済連携で日中急接近を演じて米国を牽制しようと躍起になっている。しかし、南シナ海領有権については、かつて同主席が“領土問題は1ミリたりとも妥協しない”と宣言したとおり、米軍艦による度重なる挑発行為(中国主権の島嶼や人工島への無許可異常接近)に対して、戦争も辞さない覚悟で臨むよう軍関係者に指示している。

10月30日付『Foxニュース』:「習近平国家主席、南シナ海管轄の軍事顧問に対して“戦争に備える”よう指示」

  『ニュージーランド・ヘラルド』紙は10月26日、習近平国家主席が10月25日に中国人民解放軍(PLA)南部戦区(STC、注後記)を訪問した際、南シナ海はもとより台湾についても、領土死守のために戦争も辞さない覚悟で臨むよう訓示したという。

  中国国営『中央テレビ』によると、習国家主席は、任務の強化を図る必要があり、あらゆる場合を想定して有事に備えるよう指示したとされる。...

全部読む

 

ドイツとロシア;米国政策など無視して両国独自戦略協議(2)【米・英国・ロシアメディア】(2018/08/20)

8月14日付Globali「ドイツとロシア;米国政策など無視して両国独自戦略協議」で触れたとおり、一国主義を唱えるトランプ大統領の対外政策など無視して、プーチン大統領・メルケル首相は、両国独自の戦略協議を行うこととしていた。そして首脳会談の結果について、ロシアメディアは、難しい国際問題について両首脳が共通認識を持ったと、首脳会談の意義を報じれば、欧米メディアは、何ら合意できていないと厳しい論評で報じた。

8月19日付米『CNBCニュース』『ロイター通信』配信):「ベルリン郊外でのメルケル首相・プーチン大統領の首脳会談、厳しい遣り取りも一切合意に至らず」

  アンゲラ・メルケル首相とウラジーミル・プーチン大統領は8月18日、ベルリン郊外のドイツ政府迎賓館で首脳会談を持った。

  両首脳は、ウクライナ問題、シリア和平交渉、イラン核合意、更には天然ガスパイプライン敷設プロジェクト、ノルド・ストリーム2について討議したが、表立った合意には至らなかった。...

全部読む


その他の最新記事
▲画面のトップへ
ランキング 注目パーソン
最新のTV・CM  最新CMはコチラ>>
人気ランキング