PCR検査官の白い防護服やPCR検査のテントの前で検査の順番を待つ長い行列や‘のど’と鼻を触れる長い綿棒を持つ検査官が再び中国中央テレビの画面にお目見えした。スピーカーでマスクの着用を促す様子や守らない人に対する罰金も復活した。

鄭州市の保健衛生委員会の責任者や市の人民第6病院に所属する共産党書記は感染が発生したために、7月31日土曜日に更迭された。...

PCR検査官の白い防護服やPCR検査のテントの前で検査の順番を待つ長い行列や‘のど’と鼻を触れる長い綿棒を持つ検査官が再び中国中央テレビの画面にお目見えした。スピーカーでマスクの着用を促す様子や守らない人に対する罰金も復活した。

鄭州市の保健衛生委員会の責任者や市の人民第6病院に所属する共産党書記は感染が発生したために、7月31日土曜日に更迭された。

共産党河南省支部の書記によると、「ウイルスは迅速に伝播しており極めて厳しい状況となっている。とりわけ、先週河南省を襲った豪雨で都市部や農村部は大きな被害を受けたところである。　数日間にわたって鄭州市は停電状態やインターネット接続不可状態が続き、スマートフォンでのサニタリーパスポートの読み込みや登録が不可能となり、一部の感染経路追跡アプリが使えなくなっている。そのため、約900万人の市民に対してPCR検査が必要になった。」と発表した。

鄭州市ではこれ以上感染を広げないために不要不急以外では他の地域への移動を禁止している。

首都北京でも8月1日に地方から帰った夫婦の感染が見つかっている。「北京ニュース」によると中国での7月のコビッド19感染者数は328人に上り、2月から6月までの新規感染者数と同じ数となっており、警戒感を強めている。