コペンハーゲン警察のトマセン捜査主任は、22歳のデンマーク人容疑者が、その時たまたま居合わせた人々を銃撃事件の標的として選び、3人の犠牲者と4人の重傷者を出すこととなったと説明した。
青いTシャツ姿の容疑者は銃撃事件の後すぐに逮捕され、コペンハーゲン裁判所に出廷させられ、2人の未成年者を含む3人の殺害と7件の殺人未遂の容疑で起訴された。2時間の審問の後、24日間の一時勾留が命じられた。...
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コペンハーゲン警察のトマセン捜査主任は、22歳のデンマーク人容疑者が、その時たまたま居合わせた人々を銃撃事件の標的として選び、3人の犠牲者と4人の重傷者を出すこととなったと説明した。
青いTシャツ姿の容疑者は銃撃事件の後すぐに逮捕され、コペンハーゲン裁判所に出廷させられ、2人の未成年者を含む3人の殺害と7件の殺人未遂の容疑で起訴された。2時間の審問の後、24日間の一時勾留が命じられた。なお、担当検事の要請と弁護士の承諾の下で、容疑者の精神鑑定を行うことが決定された。
警察当局は、記者会見で、SNS上で日曜日夜から配信されている‘容疑者が徘徊するビデオ’を真実と捉えていると説明した。
そのビデオでは22歳の男が拳銃を持ってポーズをとり、自殺するふりをして精神科で処方された強い薬の影響を彷彿とさせるしぐさを見せていたという。
容疑者のユーチューブやインスタグラムの映像へのアクセスは夜には停止された。デンマークの他のメデイアも彼の素性は把握していたが、彼の名前が公開されることはこれまでなかったという。
米国だけでなく、EU諸国においても銃乱射事件が起きている。特に精神異常者が拳銃を保持すると危険な状況が発生する。
今回、警察当局は、どのような経過で精神異常者が拳銃を所持できたか、詳しい解明を行い、再発防止に努める必要がある。
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