ドイツの製薬会社バイオNテック(2008年設立)は今年2月、新型コロナウィルス(COVID-19)用ワクチン配布がすこぶる低調なアフリカ諸国への支援のため、同社のワクチンを現地生産できるコンテナ型簡易工場を造ると発表した。そして同社はこの程、簡易工場第1号がアフリカに向けて出航すると発表した。
12月22日付
『ロイター通信』は、「バイオNテック、mRNAワクチン生産のための簡易工場第1号がアフリカに向けて出航すると発表」と題して、ワクチン配布が低調なアフリカ諸国支援のため、現地でワクチン生産ができるように開発されたコンテナ型簡易工場(その組立用コンテナ)が間もなくアフリカに届けられることになったと報じた。
ドイツのバイオNテックは12月21日、コンテナを組み立てて造るワクチン生産用の簡易工場第1号がアフリカに向けて出航すると発表した。...
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12月22日付
『ロイター通信』は、「バイオNテック、mRNAワクチン生産のための簡易工場第1号がアフリカに向けて出航すると発表」と題して、ワクチン配布が低調なアフリカ諸国支援のため、現地でワクチン生産ができるように開発されたコンテナ型簡易工場(その組立用コンテナ)が間もなくアフリカに届けられることになったと報じた。
ドイツのバイオNテックは12月21日、コンテナを組み立てて造るワクチン生産用の簡易工場第1号がアフリカに向けて出航すると発表した。
これは同社が“バイオNコンテナ”と名付けた簡易型工場で、現地で組み立てればすぐにCOVID-19ワクチンが生産でき、アフリカ諸国へのワクチン配布に大きな追い風となる。
同社は、同コンテナ型簡易工場は来年第一四半期中に東アフリカのルワンダ(1962年ベルギーより独立)首都キガリに到着見込みであるとする。
同社は今年2月、ワクチン配布がすこぶる低調なアフリカ諸国支援のため、現地で組み立てられるコンテナ型簡易工場を開発すると発表していた。
世界保健機関(WHO、1948年設立)は当時、欧米諸国等に比べてアフリカにおけるワクチン配布は非常に低調で不平等だと強調していた。
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