NYダウは、今年に入って17%を超えて上昇を続けている。また、ナスダック総合指数やS&P総合500種指数も上昇し、主要3指数とも最高値を更新した。
終値は、NYダウが23,157.60(+160.16)、ナスダックが6,624.22(+0.56)、S&P500が2,561.26(+1.90)であった。
今週から、米企業の第3四半期の決算発表が始まり、多くの企業で予想を上回る決算内容となっていることから、株価を切り上げる展開が続いている。...
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NYダウは、今年に入って17%を超えて上昇を続けている。また、ナスダック総合指数やS&P総合500種指数も上昇し、主要3指数とも最高値を更新した。
終値は、NYダウが23,157.60(+160.16)、ナスダックが6,624.22(+0.56)、S&P500が2,561.26(+1.90)であった。
今週から、米企業の第3四半期の決算発表が始まり、多くの企業で予想を上回る決算内容となっていることから、株価を切り上げる展開が続いている。
セクター別では、金融関連株が0.6%、情報技術関連株が0.3%、ヘルスケア関連株が0.2%それぞれ上昇した。
一方、エネルギー関連株は0.7%、電気通信関連株は0.6%、一般消費財関連株は0.3%それぞれ下落した。
また、個別銘柄では、IBMが第3四半期決算を発表し、予想を上回る売上の増加から、前日比8.9%上昇、1日の値上がり幅では2009年1月以来の大きな上昇を記録し、全体の相場を牽引した。特に、この2、3ヵ月での上昇率が高い銘柄は、ボーイング、キャタピラー、ホームデポ、3Mである。
さらに、前日好決算を発表していたものの下落した金融株が、今後FRBの利上げペースが速くなるとの見方が広がり、長期金利が2.3%台に上昇し、買い戻された。
一方、悪い経済指標としては、9月の住宅着工件数は、年換算で112万7千戸と前月比△4.7%となり、先行指数である9月の住宅着工許可件数も、前月比△4.5%と2ヵ月ぶりにマイナスとなったものの、ハリケーンによる一過性の影響との見方から材料視されなかった。
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