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【Globali】
米英首脳、共同記者会見で良好な関係を強調(2018/07/14)
トランプ氏は今月12日から4日間の予定で英国を訪問し、メイ氏との会談を行った。しかしトランプ氏は12日、会談を前に英紙 『サン』のインタビューに答え、メイ氏が進める欧州連合(EU)離脱のやり方に賛同しない考えを明らかにした。同氏は「EU離脱について意見を述べたが無視された」「メイ氏が掲げている穏健な離脱方法では、おそらく米英貿易協定を破綻させることになる」「もしそうなれば、我々は英国ではなく、EUと取引を行うことになるだろう」などと述べ、メイ氏の手法を批判したという。...
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トランプ氏は今月12日から4日間の予定で英国を訪問し、メイ氏との会談を行った。しかしトランプ氏は12日、会談を前に英紙 『サン』のインタビューに答え、メイ氏が進める欧州連合(EU)離脱のやり方に賛同しない考えを明らかにした。同氏は「EU離脱について意見を述べたが無視された」「メイ氏が掲げている穏健な離脱方法では、おそらく米英貿易協定を破綻させることになる」「もしそうなれば、我々は英国ではなく、EUと取引を行うことになるだろう」などと述べ、メイ氏の手法を批判したという。一国の首脳が、訪問先の首脳を訪問中に批判するのは異例のことで、この日は夕方に歓迎式典が予定されていたが、緊迫した雰囲気になるのではないかと目されていた。
ところが13日の記者会見では、両者は手をつないで登場した。そしてトランプ氏はメイ氏のことを「賢い」「タフ」「有能だ」「驚くべき人」などと表現し、同氏を称賛した。さらにインタビュー記事については「フェイク・ニュースだ」と一蹴し、二国間貿易協定は間違いなく可能であると話した。トランプ氏は「英国の決定は米国に差し支えない。重要なのは米英の関係である」と述べ、「英国は特別な国だ」と良好な関係性を築くことを強調した。
これに対しメイ氏も「両国が恩恵を受けることのできる野心的な協定の締結を目指す」と述べた。
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