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【Globali】
W杯を終え、ロシア情報機関が活動を再開か(2018/07/18)
『CNN』『NBC News』などの英文メディアは、サッカーのワールドカップやドナルド・トランプ米大統領との会談終了を受け、ロシアが再び情報機関の活動を再開する見通しであることを報じている。
ロシアの情報機関はワールドカップ期間中、目立った動きをしていなかった。これは当局が、ワールドカップという国を挙げたイベントの最中に名を汚すようなことを望まなかったためと考えられており、2014年のソチオリンピックの際も同様の対応だった。しかし、ワールドカップが終了したことと、フィンランドで行われていた米露首脳会談を無事終えたことで、再び活動を再開し、米英を中心とした西側諸国をターゲットに攻撃を始めるのではないか見られており、米英の関係者は警戒を強めている。...
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ロシアの情報機関はワールドカップ期間中、目立った動きをしていなかった。これは当局が、ワールドカップという国を挙げたイベントの最中に名を汚すようなことを望まなかったためと考えられており、2014年のソチオリンピックの際も同様の対応だった。しかし、ワールドカップが終了したことと、フィンランドで行われていた米露首脳会談を無事終えたことで、再び活動を再開し、米英を中心とした西側諸国をターゲットに攻撃を始めるのではないか見られており、米英の関係者は警戒を強めている。
先月30日、英国で男女2人が意識不明の状態で発見された事件で、神経剤「ノビチョク」が使用されたとされており、今年3月に発生した元ロシア情報将校とその娘が狙われた事件で使われたものと同じであることから、前述の事件もロシアの関与が疑われている。これらの事件を含め、昨今のロシアによるソーシャルメディアを使ったプロパガンダ作戦や、嫌がらせ、暗殺行為などが強く非難されている。
米英及び周辺諸国の情報機関はロシア側の動きに注目しており、米当局は「同じような事件が他の国でも起こる可能性がある」と見ている。ただ、ロシアが具体的にどのような動きを見せるのかまではわかっていない。
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