8月10日付米
『ロイター通信』:「ロス・アンゼルス郡検察、俳優セガール氏やアンダーソン氏をセクハラ容疑で取り調べ」
ロス・アンゼルス郡検察庁は8月9日、新たなセクハラ疑惑が申し立てられたとして、映画プロデューサーのハーベイ・ワインスタイン氏(66歳)、アクション俳優のスティーブン・セガール氏(66歳)、テレビ・コメディ俳優のアンソニー・アンダーソン氏(47歳)の3人を取り調べると発表した。...
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8月10日付米
『ロイター通信』:「ロス・アンゼルス郡検察、俳優セガール氏やアンダーソン氏をセクハラ容疑で取り調べ」
ロス・アンゼルス郡検察庁は8月9日、新たなセクハラ疑惑が申し立てられたとして、映画プロデューサーのハーベイ・ワインスタイン氏(66歳)、アクション俳優のスティーブン・セガール氏(66歳)、テレビ・コメディ俳優のアンソニー・アンダーソン氏(47歳)の3人を取り調べると発表した。
同検察が取り調べる、ワインスタイン氏の関わる容疑は6件に上るという。
ただ、同検察庁のグレッグ・リスリング報道官は、容疑の詳細もいつ起こったのかも明かさなかった。
ワインスタイン氏は2018年5月、70人以上の女性に対する、強姦を含む性的非行の容疑でニューヨーク市警によって逮捕、起訴されている。
同氏は、全て合意の上での行為だと主張して、容疑を否認している。
ワインスタイン氏に関するセクハラ疑惑は、2017年10月頃から、被害に遭ったと訴える女性が次々に現れ、“#MeToo”運動と呼ばれる社会現象にまで発展し、多くの産業界、政界、エンターテインメント業界で被害に遭った女性たちが声を上げる事態になっている。
一方、セガール氏は1980年代にヒットした“沈黙シリーズ”でスターとなったアクション俳優で、2016年にウラジーミル・プーチン大統領から直々にロシア国籍を付与されている。また、今月初めにもロシア政府から、米ロ間人的・文化交流促進特使に任命されたばかりである。
また、アンダーソン氏のセクハラ疑惑は、今年7月に初めて報道されていた。
エンターテインメント・オンラインニュースの『ザ・ブラスト』によると、ある女性からロス・アンゼルス市警に、昨年のあるイベントに参加した際に、同氏に襲われたとの被害届けが出されたという。
なお、同氏代理人は、“全く根拠のない申し立てで徹底的に争う”と述べている。
同日付英『デイリィ・メール・オンライン』:「ロス・アンゼルス郡検察、ワインスタイン氏、セガール氏、アンダーソン氏のセクハラ疑惑を再調査」
ロス・アンゼルス市警は8月8日、セガール氏とアンダーソン氏のセクハラ容疑の調書を郡検察庁に引き渡した。同検察庁報道官は、目下再調査中とのみコメントした。
一方、ビバリー・ヒルズ市警は、ワインスタイン氏に関し、今年6月に発生した3つ目のセクハラ容疑の調書を提出している。これで、同氏の取調べ対象容疑は6件となった。
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