9月30日付韓国
『ヨンハップ』は「北朝鮮から韓国への亡命者が金正恩政権で減少」との見出しで以下のように報道している。
日曜、統合部からのデータを基にした民主党パク・ビョンソク議員の発表によると、2012年から脱北者の数が減少しているという。2011年末、金正日の死去に伴い、金正恩が最高指導者となっている。
2011年の脱北者は2706人、2012年にはわずか1502人となった。...
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9月30日付韓国
『ヨンハップ』は「北朝鮮から韓国への亡命者が金正恩政権で減少」との見出しで以下のように報道している。
日曜、統合部からのデータを基にした民主党パク・ビョンソク議員の発表によると、2012年から脱北者の数が減少しているという。2011年末、金正日の死去に伴い、金正恩が最高指導者となっている。
2011年の脱北者は2706人、2012年にはわずか1502人となった。2013年にはやや増加し1,514 人となったものの、2014年には再度減少し1397人、2015年には1275人となった。2016年は1,418人で、昨年2017年は、1127人となった。今年は8月時点までで、703人が韓国に亡命しているという。減少の理由として、中国当局により強化された国境警備や、脱北仲介者を雇う費用増により、亡命を断念した結果とみられている。
同日付ロシア『スプートニク』は「韓国の統計によると、北朝鮮の金権下で脱北者激減」との見出しで以下のように報道している。
金正恩が最高指導者になってから、脱北者の数が急減、今年現時点までで、700人超に留まっている。金正恩が最高指導者の地位を継承した後の2012年以来、脱北者の数は着実に減少している。2011年には2,700人超だった一方、2012年には1500人超となった。
北朝鮮と中国が接する国境の警備強化や、ブローカーのコストが増加したため脱北を断念したためだと考えられている。多くの脱北者は中国を経由して韓国に入国している。
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