北朝鮮の金正恩労働党委員長は、トランプ大統領からの書簡や側近の交渉に大きな満足を示し、トランプ大統領を賞賛したという。金委員長は、次回の米朝首脳会談に向けて実務準備を進めているという。
1月24日付
『ロイター通信』は「北朝鮮の金氏、首脳会談前の交渉に満足しトランプを賞賛:朝鮮中央通信」との見出しで以下のように報道している。
朝鮮中央通信によると、北朝鮮の金正恩委員長はトランプ米大統領を賞賛し、高官の交渉や2度目の会談に向けた準備に満足の意を示したという。また、トランプ氏からの書簡や米国に派遣団の交渉の報告に、大変満足しているとしている。書簡では、更なる交渉には触れられていないという。...
全部読む
1月24日付
『ロイター通信』は「北朝鮮の金氏、首脳会談前の交渉に満足しトランプを賞賛:朝鮮中央通信」との見出しで以下のように報道している。
朝鮮中央通信によると、北朝鮮の金正恩委員長はトランプ米大統領を賞賛し、高官の交渉や2度目の会談に向けた準備に満足の意を示したという。また、トランプ氏からの書簡や米国に派遣団の交渉の報告に、大変満足しているとしている。書簡では、更なる交渉には触れられていないという。金委員長は、米国の制裁や圧力が続けば、北は新たな方法を取るとし、トランプの前向きな姿勢を信じているとしていた。
先週ホワイトハウスは米朝の2度目の会談は2月後半に行われるが、北への経済制裁は続けられると発表。新年の演説で金氏は、朝鮮半島の非核化という共通の目的を達するために、トランプ氏との再度の会談の用意があると言及していたが、米国の圧力が続くなら新たな道もあると述べていた。
同日付『ヤフー』(AFP通信引用)は「会談が近づく中、金がトランプの親書に満足」との見出しで以下のように報道している。
北朝鮮国営メディアによると、北朝鮮の金正恩委員長は、トランプ米大統領との2度目の会談に先立ち、親書を受け取り、大変満足したという。金氏は、会談に向け実務的な準備を行っているという。
親書は、先週ホワイトハウスでトランプ大統領と会った金英哲(キム・ヨンチョル)から渡された。金委員長は、両国が目標に向け“一歩一歩”進む中、トランプ大統領の前向きな考え方を信頼している、と述べている。
6月 “朝鮮半島の非核化”という曖昧な言葉で合意するも、米朝はその意味するところが相違し前進が滞った。
アナリストは、二度目の会談で、米国に見限られないようにするには、北には核兵器問題での実務的前進が必要だとしている。
閉じる