このホオジロザメは、月曜日に海洋研究グループ「Ocearch」により目撃された。Ocearchは昨年来このサメを追跡していると同グループの創設者クリス・フィッシャー氏はABCニュースに語った。
「知ってるかい!まったく初めて、ロングアイランド海峡でホオジロザメを目撃したんだ」とOcearchの研究者は月曜日ツイートした。
フィッシャー氏によると、このサメは体長9フィート8インチ(約2m95㎝)で、コネチカット州グリニッジ沖で目撃された。...
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このホオジロザメは、月曜日に海洋研究グループ「Ocearch」により目撃された。Ocearchは昨年来このサメを追跡していると同グループの創設者クリス・フィッシャー氏はABCニュースに語った。
「知ってるかい!まったく初めて、ロングアイランド海峡でホオジロザメを目撃したんだ」とOcearchの研究者は月曜日ツイートした。
フィッシャー氏によると、このサメは体長9フィート8インチ(約2m95㎝)で、コネチカット州グリニッジ沖で目撃された。
「そのサメは海岸のすぐそばにいた。本当に近くだ」とフィッシャー氏はABCニュースに語った。
フィッシャー氏によると、このサメは昨年の秋、カナダ、ノバスコシアで発見し、海から引き上げ、追跡装置を付けて海に戻したという。彼の研究チームはこのサメをイタリア人航海士ジョン・カボットにちなんでカボットと名付けたという。カボットは英国王ヘンリー7世の委託を受け、北アメリカを探検した。
「ロングアイランド海峡の深くにこのサメがいるということはこの領域の素晴らしさのしるしだと思う。海峡深くにサメを見つけることはいままでなかったので、大変興味深いことだ」とフィッシャー氏はいう。
ロングアイランド海峡にサメがいるということは、そこに捕食者が食べる海洋生物が豊富にいるということを示唆しているという。
「これはロングアイランド海峡にとっていい兆候を示していると思う。ホオジロザメは海洋生物が豊富にいるところにしかいかない。そういう場所は海水の状態が非常にいい」とフィッシャー氏はいう。「これは本当に海峡にとっていい兆候だ」
フィッシャー氏によると、以前は生まれて間もないホオジロザメを一匹だけ、ロングアイランド海峡の入り口のモントーク沖で見つけただけだという。
Ocearchがカボットを追跡して以来、このホオジロザメははるばるフロリダまで旅している。
「いまこのサメは北へ戻ろうとしている。多分ノバスコシアへ戻ろうとしているのだろう」とフィッシャー氏はいう。「なにか興味を引かれるものがあって、海峡にはいっていったのだろう」
フィッシャー氏はこの地域で泳ぐ人に差し迫った危険はないと思うという。しかし水の入る前に「常識を示す」ように注意を促した。
フィッシャー氏は、カボットは深い海に潜り北を目指す前に、この地域にいるエサを食べるための休憩をとったのではないかと推測しているという。
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