アフガニスタンでは、米国とタリバンの間で、停戦合意を協議中での出来事で関係筋に大きな衝撃を与えている。
アフガニスタン内務省の報道官によると、自爆テロ攻撃が、結婚式場で行われ、犠牲者の中には、多くの子供たちや女性たちが含まれているという。
腕と腹部に負傷した、結婚式招待客の1人は、現地時間で土曜日の23:00頃、結婚式出席者たちがダンスをして祝っている最中に爆発が起こったと証言している。...
全部読む
アフガニスタンでは、米国とタリバンの間で、停戦合意を協議中での出来事で関係筋に大きな衝撃を与えている。
アフガニスタン内務省の報道官によると、自爆テロ攻撃が、結婚式場で行われ、犠牲者の中には、多くの子供たちや女性たちが含まれているという。
腕と腹部に負傷した、結婚式招待客の1人は、現地時間で土曜日の23:00頃、結婚式出席者たちがダンスをして祝っている最中に爆発が起こったと証言している。
アフガニスタンでの結婚式では、首都の周辺の総合施設に数百人規模で集まり、事件の起きた結婚式にも、1000名以上の招待客が参加していた模様である。
イスラム組織タリバンは、2001年に米国を中心とした連合軍によりアフガニスタン支配から追われてからも抵抗を繰り返してきたが、今回の自爆テロ事件については、関与を全面的に否定している。
ISは、スンニ派のイスラム過激組織であるが、これまで度々、土曜日の結婚式参加者のようなシーア派のグループをテロ攻撃の標的にしている。
なお、日曜日の午後、ISのアフガン支部により、自爆テロの犯行声明が出されている。
アフガニスタンでは、米国とタリバンの間で、現在、停戦合意を協議中ではあるものの、背後に今回の自爆テロのようなIS組織の暗躍もあり、平和の達成にはなお、紆余曲折が予想される。
閉じる