盗まれた宝石は、18世紀に製作されたダイヤモンドの宝石で、世界文化遺産に相当する高価なもので、自国の貴重な文化遺産の窃盗被害にドイツ中が衝撃を受けた。
なお、被害にあったドリスデンの「緑のドーム」美術館は、ヨーロッパの中でも特異な宝石のコレクションで知られている。
月曜日の夜明け近く、少なくとも2人の窃盗団が「緑のドーム」美術館に忍び入った。警察当局によると、窃盗団は数分のうちに多くの宝石や宝石をあしらった美術作品、例えば700個以上のダイヤモンドをはめ込んだ剣などを奪って逃走した。...
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盗まれた宝石は、18世紀に製作されたダイヤモンドの宝石で、世界文化遺産に相当する高価なもので、自国の貴重な文化遺産の窃盗被害にドイツ中が衝撃を受けた。
なお、被害にあったドリスデンの「緑のドーム」美術館は、ヨーロッパの中でも特異な宝石のコレクションで知られている。
月曜日の夜明け近く、少なくとも2人の窃盗団が「緑のドーム」美術館に忍び入った。警察当局によると、窃盗団は数分のうちに多くの宝石や宝石をあしらった美術作品、例えば700個以上のダイヤモンドをはめ込んだ剣などを奪って逃走した。
ドレスデン州の美術作品コレクションの責任者、マリオン・アッカーマン氏は、窃盗による損害額についての質問にたいし、歴史的にも文化的にもあまりにも価値があるので、貨幣価値に置き換えられないと語った。
日曜日の夕方になって、盗まれた宝石類の損害規模が、当初算定した規模より若干、軽微であることが判明した。理由は、多くの宝石類は、陳列壁に直接はめ込まれたり、縫い込まれたりして、容易には盗み出せない仕組みになっていたことによる。
なお、月曜日の早朝5:00に美術館の電源変圧器から火災が発生し、美術館の警報システムが作動しなくなっており、近くの道路の照明も消えていたという。
警察の担当者は、窃盗と電源変圧器火災の関連性を目下調査中である。
ドイツにおける大掛かりな窃盗事件は、2017年、ボーデ美術館で100㎏の金製美術作品(375万ユーロ相当=約4.5億円)の窃盗事件から今回で2回目となる。
ドイツのモニカ・グルーテル文化相は、今後、文化遺産のセキューリティを優先的に取り組んでいきたいと語った。
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