その中には、トランプ大統領に近い人物も含まれており、非難の声が上がっている。例えば、イリノイ州知事を務めたロッド・ブラゴジェビッチ氏が含まれており、上院議員選挙での違反で14年の禁錮重労働刑が科されていたが、8年で刑期を終えて出所した。
このような投獄刑に対する低減措置や大統領による恩赦に対して米国では論争が巻き起こっている。
なぜトランプ大統領に限って恩赦が多いのか? この疑問が、米国の新聞の大見出しになっている。...
全部読む
その中には、トランプ大統領に近い人物も含まれており、非難の声が上がっている。例えば、イリノイ州知事を務めたロッド・ブラゴジェビッチ氏が含まれており、上院議員選挙での違反で14年の禁錮重労働刑が科されていたが、8年で刑期を終えて出所した。
このような投獄刑に対する低減措置や大統領による恩赦に対して米国では論争が巻き起こっている。
なぜトランプ大統領に限って恩赦が多いのか? この疑問が、米国の新聞の大見出しになっている。
トランプ大統領は、個人的な判断で11人の公務員歴任者や旧高官の刑罰に対し、恩赦を与えている。ニューヨーク・タイムズ紙によるとこれらの人物は、主に事務職系の犯罪、脱税とか賄賂とか偽証罪などにより服役していた。
今回の多数の服役者に対する恩赦は、トランプ大統領の司法に対する介入に相当するものであり、この行為が疑問視されている。
『ワシントンポスト紙』によると、トランプ大統領は、先の弾劾裁判で無罪になったことをいいことにして、勝手なふるまいをしているのではないかと批判している。
今回の恩赦は、大統領の友人で、ロシア疑惑の喚問時の偽証罪で服役しているロジャー・ストーンを恩赦する下準備ではないかともささやかれている。
閉じる