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【Globali】
北朝鮮、米朝首脳会談がらみで再度韓国を非難 ~ビーガン訪韓で変化はあるか~(2020/07/07)
北朝鮮外務省のクォン・ジョングン米国担当局長は、4日の崔善姫第一外務次官の談話に引き続き、7日に再度朝米首脳会談開催を否定し、さらに「仲裁意思を明らかにした差し出がましい人」として韓国を非難した。7日の 『朝鮮中央通信』が伝えたもの。
クォン局長は、言語も同じなので明白に述べているのに、「(韓国のなかには)第一外務次官の談話は“米国が行動しろというメッセージ”であり、“もう少し譲歩しろという一種の要求”であるという我田引水のような解釈まで出している」とし韓国のそのような言動によって「北南関係だけがよりいっそう悪くなるだけだ」と述べている。
米朝首脳会談を拒否している談話だが、韓国非難に終始している。
一方米国のビーガン国務副長官兼北朝鮮政策特別代表は7日から3日間の予定で韓国を訪問する。...
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クォン局長は、言語も同じなので明白に述べているのに、「(韓国のなかには)第一外務次官の談話は“米国が行動しろというメッセージ”であり、“もう少し譲歩しろという一種の要求”であるという我田引水のような解釈まで出している」とし韓国のそのような言動によって「北南関係だけがよりいっそう悪くなるだけだ」と述べている。
米朝首脳会談を拒否している談話だが、韓国非難に終始している。
一方米国のビーガン国務副長官兼北朝鮮政策特別代表は7日から3日間の予定で韓国を訪問する。8日午前には康京和外交部長と会見し、その後趙世暎外交部副部長と第8次副部長対話を行い、米韓関係やグローバルな問題まで広範な意見交換を行う予定である。続いて李度勲朝鮮半島平和交渉本部長と北朝鮮問題について話し合う。同日にビーガン代表は記者会見を行うが、北朝鮮に対しどのようなメッセージを送り、半島情勢の悪化を防ぎ、北朝鮮との対話のチャネルを復活させようとしているのかに関心が集まっている。
ビーガン代表の訪韓は、代表に就任して以降9回目であり、前回の訪韓時は米朝首脳会談の準備段階で、ソウルを経由して平壌を訪問していた。今回、非核化交渉で膠着状態に陥っている現状で、ビーガン代表がどのようなシグナルを北朝鮮に送るかに注目が集まっている。ただし韓国のYTNテレビは、ビーガン代表が板門店に行って、北朝鮮側と接触する可能性は非常に小さいとみている。
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